7戦全勝!グランドスラムに向け1冠獲得/関東学生春季1部リーグ戦

2013.05.16
 春季リーグ戦を全勝で終えた。早大戦では4学年全てが勝利を挙げて伝統の一戦を制した。殊勲賞には平野友樹(商3=野田学園)、優秀ペア賞には平野・有延大夢(商1=野田学園)が選ばれた。

 厳しいスタートとなった。リーグ戦で初めてトップを任された町飛鳥(商1=青森山田)は、早大のエース大島に飲み込まれストレート負け。力を出し切れず悔しい敗戦となった。 しかし続く有延の勝利が明大に流れを呼び込んだ。3番手の横山輝(政経4=大阪桐蔭)は今季リーグ戦初出場。1セット目は奪われたが、2セット目を12-10で競り勝った。それ以降はゲームの主導権を握り、およそ1年ぶりにリーグ戦で勝ち星を挙げた。

 今季負けなしの平野・有延組だが、第1、第2セットを落としたことが最後まで響いた。対する大島・山本組(早大)はインカレベスト4入りの強豪ペア。第3、第4セットを奪い、第5セットまで持ち込んだ。一時5-9と4点差を付けられてから、10-10と巻き返しを図る。粘りは見せたものの、一歩及ばず初の黒星となった。平野、松下海輝(商2=希望が丘)のリーグ戦常連組は手堅く勝利を収めた。

 「負けがあったからチャレンジャーとして向かっていけた」(中尾泰朗・商4=福井商)。昨年の秋季リーグ戦で早大に敗れたたった1敗でグランドスラムを逃していた。その悔しさを晴らす早大戦での勝利、全勝優勝となった。6月にはインカレ、9月には秋季リーグ戦が控える。攻めに姿勢を貫き、グランドスラムをつかみ取ってほしい。