専大に勝利し5位決定戦へ/関東大学選手権
皆川はゴール下での仕事を果たした
スターターは、安藤誓哉(情コミ3=明成)、清水隆平(法4=光泉)、目健人(政経4=京北)、西川貴之(情コミ4=東海大附四)、皆川徹(営3=京北)。
前日の敗戦を感じさせなかった。「切り替えたというよりは昨日からのまま。昨日できなかったことをやれるように指示した」と塚本清彦ヘッドコーチが話すように、青学戦では試合を通して続かなかったディフェンスやリバウンドが、試合を通して見られた。特に第1、第3クォーターは専大をわずか11得点に抑え、相手を突き放した。しかし専大のエース宇都も黙ってはいない。「学生レベルでは宇都を止めるのは難しい」と塚本ヘッドコーチが話すようにこの試合も31得点を挙げた。第4クォーターの残り1分半からだけでも7点を許すなど、宇都だけは最後まで抑えることができなかった。それでも他の選手には二桁得点を許さず、ディフェンスが大きく崩されることはなかった。
「安藤の指示を待つのではなく、自分から動くようにしている。今年は全員が攻めないといけない」と話す西川。その言葉通り今日の試合では、スターター5人中4人が二桁得点を挙げるなど得点源を絞らせない。またチームトップのリバウンドを獲得した皆川も、この日はオフェンス面でインサイドでの勝負を多くしかけた。「トランジションを意識している。一番先に走っていき、ミドルの位置からボールを回すようにしている」と話すように、ディフェンスからの素早い切り替えで得点に絡むなど、積極性を見せチームとしての攻撃に厚みをもたせた。
今日もチームトップの得点を記録した安藤
第2クォーターでこそ、アウトサイドの攻撃がはまった専大に一時6点差にまで迫られたが、その流れを引きずらずに優位に試合を進めた。今日の試合は中東泰斗(文3=光泉)を温存しての試合だったが、その中で代役の清水がきっちり役割を果たし、目も効果的な3Pシュートを決めるなど選手それぞれが自分の仕事をこなした収穫のある試合だった。
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