(6)比果義稀FWリーダー、山口修平BKリーダー「必要とされるプレーヤーになる」
FWリーダー・比果義稀
――FWリーダーになった気持ちはいかがですか
比果:正直、FWの中で昨年から出ていたのは自分しかいなかったから自分がなると思っていました。とりあえず自分は頭を使うことは苦手なので、雰囲気づくりだったり、声出しをしてチームを盛り上げていきたいです。
――新体制になってからのチームの手応えはどうですか。
比果:ここまでFWとしてはだいぶまとまってきていると思います。まだ意識の差などはあるので、埋めていかなくてはいけないと思います。ここまでは本当に基本的な部分をやっています。オフサイドやゲインをしっかり切るなど基本の細かい部分を、プレーの中でクセになるくらい練習しています。
――FWとしてはどのようなことを念頭に強化していますか。
比果:FWも基本的な部分からやっています。ラインアウトは上げるところから、スクラムは組むところからやっています。強かった昨年のFWでも東海に負けた。あの試合の経験を糧にもっと上に上がっていかなくてはいけないですね。
―丹羽監督からは何かアドバイスなどはもらいましたか。
比果:「誰かのようになるのではなく、自分の思う通りやればいい」という言葉をいただきました。監督はとても親切な方ですし、僕らの意見もちゃんと通してくれてやりやすいです。
――最後に今年の目標をお願いします
比果:個人としては、全部の試合に出ることです。それからオールスターゲーム(7月に行わる対抗戦とリーグ戦の選抜の試合)の対抗戦選抜に選ばれたいですね。チームとしてはまずは対抗戦優勝、そして昨年達成できなかった大学日本一になること。そのためにまずはできることをしっかりやっていきたいです。
山口修平BKリーダー
――新チームになって1カ月以上が経ちましたが
山口:いい感じです。オール早慶明でも先輩たちとプレーして勝って、最後負けてしまいましたが、セブンスでも練習していない割には、良かったのでいい流れできています。
――BKリーダーとして、意識していることはありますか
山口:みんなが楽しく伸び伸びできるような雰囲気づくりを心掛けて、ユニット練習などはやりたいなと思っています。個々のスキルは(他の大学と比べて)負けていないと思うので、西村だったら縦への推進力、高平だったらキック、小澤だったらスピードというような個々の力を発揮させたいですね。
――最上級生を迎えられますが、何か取り組んでいることはありますか
山口:(今までは)ポジション的にあまり体を張れてなかったので、とりあえず今は体を大きくしてチームのために体を張れるようになりたいです。
――昨年までは高校の先輩である染山茂範(平25政経卒・現中国電力)とHBを組んでいましたが
山口:やっぱり染山さんのスキルであったり、様々な面ですごかったなと実感しています。
――今週から春季大会が幕を開けますが
山口:春はやっぱりサインプレーや小手先のプレーにとらわれないで、明治はブレイクダウンと縦、縦、縦が武器なので、しっかり前に出るプレーができれば対抗戦にもつながってくると思います。
――今年の目標をお願いします
山口:チームとしては、日本一。個人としては、引退していなくなった時に、染山さんのように後輩から「必要だったんだな」と思われるように最終的になれれば良いと思います。
◆比果義稀 ひかよしき 文4 京都成章高出182cm・93kg
◆山口修平 やまぐちしゅうへい 政経4 佐賀工高出172cm・68kg
関連記事
RELATED ENTRIES