昨秋大勝した日体大に、わずか1TD差で辛勝/春季オープン戦
冗長な試合展開の中、守備陣のプレーが光る。第1クォーター9:00に自陣30ヤード地点でDB#3三春恵介(文4=日大三)が日体大のパスをインターセプト。これが先制につながるかと思われたが、直後のシリーズはスリーアンドアウトに終わる。第2クォーターには敵陣でLB#9柳龍太郎(文3=日大三)が、相手RBがファンブルしたボールを押さえた。次シリーズで何とかゴール前に運ぶが、33ヤードFGをK#36赤津裕之(文3=日大三)がゴール左に外した。「ラン攻撃が出なさすぎて、まともなプレーの組み立てができなかった」(高橋輝コーチ・平24法卒)。とにかくラン攻撃でリズムをつくりたい明大は、第2クォーター後半から本来RBの小形亮介主将(政経4=日大三)をQBとして投入。昨秋も使用したワイルド・キャット・フォーメーションで日体大守備陣を崩しにかかるが決定打にはならなかった。
決勝点は終盤だった。第4クォーター4:29、QB#15廣瀬湧基(商3=足立学園)のキープランでゴール前に迫ると、最後はRB#31高橋誉明(政経2=埼玉栄)がタックルを受けながら体ごと押し込んだ。「ラン・パスともに出せないから廣瀬が自分で持っていく、春段階としては最悪の得点方法」(高橋コーチ)。
今秋のリーグ戦では昨秋敗れた日大の他、強豪の中大、慶大も同ブロックにいる。例年以上に熾烈(しれつ)な戦いが予想されるが、当然勝たなければ甲子園はおろかブロック上位入賞もない。明大グリフィンズは“受難の春”を迎えている。
岩崎監督
「春段階だから勝ち負けは関係ないとは言っても、持ち味や攻め方以前の問題。攻撃陣は評価するようなレベルじゃない。フルメンバーで戦えないというのは考慮できるが、リーグ戦を戦う中でそれは当然のこと。攻撃陣はOLやレシーバーのブロックもできていないし、何のための試合なのかをもう少し考えてもらいたい。あまりにもリズムに乗れていなかったから、小形を起用したが、戦況は変わらなかった。パスなしの攻撃で戦えるほど甘くはない。守備陣は反則やタックルミスは多かったが及第点」
高橋コーチ
「ラン攻撃が出なさ過ぎて、まともなプレーの組み立てができなかった。結局最後も、ラン・パスともに出せないから廣瀬が自分で持っていく。春段階としては最悪の得点方法。守備がいいフィールドポジションで攻撃権を渡しているにもかかわらず、攻撃にまったく繋がらなかった。守備に関しても、相手はベーシックなことしかやってきていない。ただ、0で抑えられた事は評価できる。練習の延長線上に試合があるという状態ではないからこうなってしまう」
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