個人最高ベスト4、団体3位と結果残せず/東京六大学大会

2013.04.17
個人最高ベスト4、団体3位と結果残せず/東京六大学大会
 東京六大学の中で行われる今大会。シーズン初めの大会のため、レギュラーは決めず、全選手が出場し現状を認識するという意味合いが強い。男子個人では岡村祐希(政経2=埼玉栄)がベスト4入賞。男子団体では明大、早大、法大が4勝1敗で並び、得失点差により3位となり、優勝を逃した。

 岡村は個人の部、準決勝では既に体力面で苦しんでいた。午前中に行われていた団体戦にも出場していたためだ。準決勝開始時点で疲労は顔に出ていたが、序盤までは互角の勝負を繰り広げ、互いに上段突きでポイントを取り合う。しかし、終盤に連続で有効を取られ、最後にはダメ押しの1本を取られ、ポイント2-8で敗れた。体力面の課題が目立った。

 団体の部では、今大会1番の強敵となった法大に勝利した。2-2で大勝戦に回り、出番は久保田隼哉主将(政経4=拓大紅陵)。開始から様子を見るように、積極的に攻めず、相手の攻撃もかわし続けた。攻め手を欠きどちらにもポイントが入らず残り10秒となると「勝ちへの執念を見せた」と言うように上段突きでポイントを獲得。残り数秒も相手にポイントを与えず、ポイント1-0で勝利、明大も勝利した。その後行われた早大には1-4で敗れ、優勝を逃し3位に終わった。

 今後、関東インカレ、東日本選手権が行われ本格的にシーズンが始まる。今大会を通して見つかった課題を克服し好成績を残す。