強風吹き荒れる中、入賞者続出/東京六大学対校

2013.04.08
強風吹き荒れる中、入賞者続出/東京六大学対校

 短距離部門では、4×400mRをはじめ、多くの入賞者が出た。800mでは新橋基功(政経2=岡崎城西)、110mHでは佐々木洸主将(商4=人吉)が共に3位と健闘した。大会最後の種目である4×400mRでは準優勝だった。最終コーナーまで1位を守り抜いたが、最後の直線で早大にかわされ、わずかの差で2位。悔しい結果となった。

 入賞者が多く出た長距離部門。1500mでは終始八木沢元樹(商3=那須拓陽)と廣瀬大貴(営4=洛南)がレースを引っ張った。結果は八木沢優勝、廣瀬2位のワンツーフィニッシュとなった。3000m障害では東條(商3=洛南)が優勝。2500m付近で先頭に躍り出ると、徐々に後続を引き離しゴールした。5000mは、3000m付近まで松井智靖(営3=世羅)と牟田祐樹(農1=西武文理)が先頭でレースを引っ張った。4000m付近では法大、早大勢に先を越されるが、ラストスパートで牟田が3位でフィニッシュ。松井は一つ順位を上げ5位でゴールした。

 フィールド部門では、走幅跳、砲丸投げに明大勢が出場した。走高跳にも谷口陽亮(理工2=明大中野)が出場したが、強風のため競技途中で中止となった。走幅跳は昨年も同種目に出場した林悟(政経3=岡山大安寺)が8位に入賞し、砲丸投では佐藤一桐(農4=都立科学技術)が2位に入賞した。

 各選手、強風の中健闘した。次の舞台は関東インカレ。今大会の結果に満足することなく、最大目標である1部残留を果たしたい。

[関口詩織]

試合後のコメント
古谷紘一監督

「健闘した。4×400mリレーでは盛り上がってよかった。盛り上がりが必要だと思っていたから。短距離では、100mで決勝に進出できなかったのが少し寂しい。長距離では、1500mの八木沢がよく頑張った。インカレでも期待できる。六大学対校では総合4位が指定席みたいなものになっているが、ぜひ3位に上がりたい。次は本番、関東インカレ。残留のために必死で戦う。あと一か月、もうひと踏ん張りしたい」

八木沢
「関東インカレの標準が取れて、まずはほっとした感じ。いい状態できていると思うので、くれぐれもケガには気を付けて関東インカレに臨みたい。1点でも多く稼ぎにいきたい」

廣瀬
「風が結構つらかった。故障明けだったが、思っていたよりよく走れた。関東インカレA標準まで0.11秒だったので悔いは残っている。関東インカレではベストを尽くしてチームに貢献したい」

東條
「風の影響もあり、ラストがきつかった。来週にも関東インカレ出場を懸けた記録会があるので、まずはそこに集中したい」