慶大と法大倒し2連勝で1位早大追う/東京六大学チャリティーマッチ
<慶大戦>
スターターは安藤誓哉(情コミ2=明成)、田中成也(文3=新潟市立高志)、目健人(政経3=京北)、西川貴之(情コミ3=東海大附四)、土井慧吾(政経2=日本学園)。
インサイドで存在感を示した土井
第1クォーターから力の差を見せつけた。アウトサイドからは目と田中が、インサイドでは土井が存在感を示し、一気に得点を重ねる明大。昨年から力を入れてきたディフェンスでも慶大を抑え、19点リードで第1クォーターを終える。
その後は安藤、目を中心としながら多くの選手を起用し、調子を見る形に。4年生の川内慎太郎(法3=福大附大濠)やルーキーの三井啓史らも起用され、各選手が自分のプレーをアピールした。
<法大戦>
スターターは、安藤、田中、目、西川、土井。
早い展開を見せた小山
最終クォーターまで勝負がもつれた。前半から互いにファウルの多い試合となり、速攻やドライブからの得点を許す明大。ビハインドの状態が続くが、第3クォーター、岩淵俊紀(国際2=新潟商)や小山耀平(文=光泉)を投入し、安藤をSG(シューティングガード)に起用する。徐々に得点差を詰め、終盤には安藤の3連続得点でやっとのことでリードを握る。
最終クォーターに入ると西川が1対1から連続得点を挙げる。ダンクを試み、失敗に終わるも流れを引き寄せリードを広げる。残り1分半からは田中が連続で3Pシュートを沈め、法大は万事休す。2部相手ながら、終盤まで苦しい試合となった。
昨年はディフェンス力の強化を図っていた明大。しかし、今年は「今年のテーマはオフェンス」(塚本清彦ヘッドコーチ)というように、法大戦ではオフェンス回数は前年の70回程度から130回近くになった。さらに今回はスタメンの中東泰斗(文2=光泉)、皆川徹(営2=京北)がユニバーシアードでいない状態。それでも、田中や土井が代役を務め、層の厚いチームになってきたことを証明した。
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