(1)アーチェリーの魅力、昨年度リーグ戦
アーチェリーの魅力
昨年のロンドンオリンピックでは女子団体日本代表が銅メダル、古川高晴(近大職員)が個人でも銀メダルを獲得。今まであまり表舞台に出ることのなかったアーチェリーだが、今後注目度は高まっていくことが予想される。アーチェリーの魅力は「これだ!と思った射が的の真ん中に吸い込まれていく感覚」にあると太田俊(理工2=明大明治)は言う。確かに、矢が緩やかな放物線を描いて的の真ん中に着地する気持ち良さは経験者にしか分からないだろう。また深澤菜見(文3=高崎商科大附)は「実力がはっきりと点数に出るところ」に惹かれると語る。アーチェリーは高校、大学など、比較的遅くから競技を始めて結果を出している選手も多い。長い経験を積むことも確かに大切だが、普段の鍛錬が如実に表れる競技と言えよう。また、緊迫感も魅力の一つ。シュートオフ(1人1射の点数で勝敗を決める)のスリルは、ちょっと他では味わえない。1射に全てを注ぎ、ミスの許されない戦いの中で、己の精神力が試される。また、雨や風などの微妙に変わるコンディションによっても点数は大きく変わってくる。状況にいかに順応し、対応していくかがカギを握る。的の前では日々の練習、精神力、状況を読む力その全てが本物であるかどうかが問われ、その状況を楽しむことがアーチェリーの醍醐味(だいごみ)だ。
昨年のロンドンオリンピックでは女子団体日本代表が銅メダル、古川高晴(近大職員)が個人でも銀メダルを獲得。今まであまり表舞台に出ることのなかったアーチェリーだが、今後注目度は高まっていくことが予想される。アーチェリーの魅力は「これだ!と思った射が的の真ん中に吸い込まれていく感覚」にあると太田俊(理工2=明大明治)は言う。確かに、矢が緩やかな放物線を描いて的の真ん中に着地する気持ち良さは経験者にしか分からないだろう。また深澤菜見(文3=高崎商科大附)は「実力がはっきりと点数に出るところ」に惹かれると語る。アーチェリーは高校、大学など、比較的遅くから競技を始めて結果を出している選手も多い。長い経験を積むことも確かに大切だが、普段の鍛錬が如実に表れる競技と言えよう。また、緊迫感も魅力の一つ。シュートオフ(1人1射の点数で勝敗を決める)のスリルは、ちょっと他では味わえない。1射に全てを注ぎ、ミスの許されない戦いの中で、己の精神力が試される。また、雨や風などの微妙に変わるコンディションによっても点数は大きく変わってくる。状況にいかに順応し、対応していくかがカギを握る。的の前では日々の練習、精神力、状況を読む力その全てが本物であるかどうかが問われ、その状況を楽しむことがアーチェリーの醍醐味(だいごみ)だ。
昨年度のリーグ戦は
間もなく開幕するリーグ戦には、団体のインカレである王座決定戦への出場資格が懸かっている。リーグはA、Bブロックに分けられており、各ブロックの上位2位が出場権を獲得する。昨年度明大は、女子が明大最高点をたたき出して強敵慶大を下し、早大戦以外の4戦全てで勝利。見事初の王座決定戦出場権を獲得した。男子は5戦中4戦で負けと苦しい戦いを強いられ、入れ替え戦へ出場する運びとなった。1部残留戦の懸かった入れ替え戦ではミスもあったと言うが、カバーし合い辛くも残留を勝ち取った。
[鈴木千明]
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