
(105) 吉田義人前監督慰労会および新体制激励会
今季は対抗戦で14季ぶりの優勝を果たしたものの、大学選手権では年越しを逃してしまった明治。吉田前監督は「明治強しと、大学選手権の舞台で高々く宣言できなかったことが4年間の活動において唯一の心残り」と述べ、新体制へと想いをつなげた。それに対し丹羽新監督は「なんとか皆さんの期待に応えられるように頑張りたい」と宣言。八幡山ではすでに新体制が動き出し、明治の戦いは始まっている。吉田メイジから丹羽メイジへ、日本一への夢は託された。
[関本紗希]
吉田義人前監督
「本日は私の慰労会をこのように盛大に開いていただいて胸が熱くなっております。本当にみなさんの支えがあって応援があって、そして激励があってこの伝統のある明治大学ラグビー部の看板を背負って選手たち約100人と日々成長していこうということで一心不乱に真っ直ぐに前を向いてやってきました。この4年間の最後に大学選手権の決勝の舞台で選手たちはじめ大学関係者の皆さん、OB会の皆さん、それから全国にいる明治大学を応援してくださっている皆さん、もしくは明治大学を応援してくれていない皆さんに対して雄叫びをあげさせてあげることができませんでした。明治ここにあり、明治強しと、大学選手権の舞台で高々く宣言できなかったことは私のこの4年間の活動において唯一の心残りであります。しかし、たくさんの人に応援していただいて、たくさんの仲間として素晴らしい選手たちに恵まれてこの4年間監督として過ごさせてもらったこと、本当に一人の人間として、男として最高の人生を歩ませてもらったと堂々とこれからも世間に出て、胸を張って吉田義人がそこに存在できるという風に思っております。今日は私の慰労会ということと、何よりもこれから新体制もグラウンドで日々、すがすがしい気持ちで学生と向き合ってやってくれていると思っております。ぜひこの新体制を激励していただいて、日本一を常に目指す明治大学ラグビー部をご指導、ご鞭撻、ご支援いただきたいと思っております」
関連記事
RELATED ENTRIES