
弓立が悲願のシングルス優勝/関東学生新進選手権
弓立は決勝後に「新進で優勝できたので5月の春関も優勝を目指す」と抱負を述べた。春関は新進に出場しない上位の選手も出る大会。昨年は小野陽平(営2=関西)がシングルスで28年ぶりの優勝を果たした。4月からは新1年生も入部し、チーム力の充実が予想される。チームの目標である王座出場に向けて切磋琢磨(せっさたくま)を重ねていく。
[森大輔]
試合後のコメント
上原監督
「弓立は昨日は風があってだいぶ戸惑ったみたいだけど、今日は落ち着いていた。しつこい相手だから、一本一本しっかり、勇気を持って前に攻めていけという指示を出した。チャンスボールでは前に詰めていたし、ポイントは取れなかったけど、前に出たことで相手のプレッシャーになった。集中力が途切れず、最後まで続いた。同級生でやりにくい部分もあったと思う。大学入ってからの実績は、相手の方があったし。弓立は本来今大会に出ていてはいけない選手。これをきっかけに、さらに伸びるはず。今までは一歩退いちゃうところがあった。前よりハードになり、前に出られるようになった。積極的に打ちにいく姿勢ができた。冬に走り込みをさせた効果もあり、今日も走り負けてなかった。(これからの課題は)ネットプレー。前に出たときに上手くできるといい。ボレーももっと練習して、ダブルスにも通用するようにさせたい。幅広いプレーができるように。あと、サーブ。あの体格だったら、もっとしっかり打ててもいい。明るい性格だから、そこを伸ばして、もっと走りこんで体をつけるように。とりあえず今回は勝ちきってよかった」
弓立
「優勝を目指してずっと練習してきたので、この優勝はうれしい。決勝の相手はすごく強かった。自らがミスをしないようにして、しつこくプレーしたつもり。自分は今大会でシングルス・ダブルスの両方に出たが、疲れはあまりない。昨年のリーグ戦のときは体力がなかったので、冬場に走り込んで体力を強化した。それがあったからこの大会で優勝できたと思う。次の大きな大会は5月の春関だが新進で優勝できたので、春関も優勝を目指して頑張る」
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