平野、丹羽にストレート負けも全日本ベスト8/全日本選手権

2013.01.22
 全日本選手権準々決勝に臨んだ平野友樹(商2=野田学園)は丹羽孝希(青森山田高)に完敗。準決勝進出はならなかったが、自己最高のベスト8で全日本選手権を終えた。なお丹羽はシングルス、ダブルスともに優勝し全日本2冠を達成した。

 完敗だった。序盤から相手のペースで試合が進み、追う展開が続いた。なんとか反撃を仕掛けたかったが「すべての技術において歯が立たなかった」(平野)と丹羽のスキのないプレーになかなか攻めの切り口を見出だせない。ポイントを奪われていくにつれて平野にミスが目立ち始め、厳しい展開が続く。その流れは最後まで変わらず、ストレート負けを喫した。

 「こんな大きな舞台で試合できる機会も少ないのでいい経験ができたと思う」(平野)と今大会の結果を前向きに捉えた。また「常に嫌なところを狙うような技術なども見習った」(平野)と飛躍へのカギも見つかった。この経験をこれからの卓球に活かして高みを目指してもらいたい。来年の全日本選手権に向け、これからも努力は惜しまない。