新チーム始動の1戦目、最優秀選手賞に2冠の平井彬/東京六大学水泳冬季対抗戦

2013.01.15
 早大アクアアリーナで13日、東京六大学水泳が開催され、水泳部が本格始動した。冬場の泳ぎ込みのシーズン中で疲れもやや残る中での今大会。昨季の春季大会からの2連覇を狙った明大だが、優勝した法大に11点及ばず2位に終わった。

 昨季のインカレで1500m自由形を制した平井彬嗣(政経1=市立船橋)が、同種目で大会記録を更新する14分46秒32で優勝。400m自由形の優勝との2冠を手にすると、最優秀選手賞も獲得し、圧巻の強さを見せた。また、この日4レースに出場した工藤優介(政経1=桐光学園)も50m背泳ぎで優勝。同期の平井に負け地と見せ場をつくった。うれしい成長も見られ、50mと100mの自由形に出場した森田亮平(法2=春日部共栄)が2種目で自己ベストを更新し夏に向け期待を膨らませた。

 今シーズン、主将には設楽俊太(政経3=八王子)が就任。新たな気持ちで再スタートした新チームは、9月の広島で悲願の学生日本一を目指す。
[奥村佑史]