日体大に勝利 ベスト8進出/日本学生氷上競技選手権

 リーグ戦最下位の格下である日体大相手に、確実に勝利を収めた。1回戦同様に攻めあぐねる時間が多かったが、第2ピリオド残り1分40秒、FW小原卓朗(政経4=白樺学園)の先制ゴールを皮切りに5得点を挙げた。

 チームを勝利へ導いたのは4年生の底力だった。スコアレスのまま迎えた第2ピリオド終盤、左サイドから小原がゴール裏へ回り込み、そのままゴール脇から押し込んだ。1点が欲しいという状況の中、頼れる男が均衡を破った。

 先制点を奪い、選手の動きにも余裕ができた。第2ピリオド終了15秒前に山田亮太(政経4=武修館)が追加点を奪った。その後も第3ピリオド8分27秒、金悠司(文4=苫小牧東)が得点、15分12秒には山田が今試合2点目を決め、一気に相手を突き放した。カウンターで攻め込まれる場面もあったが、粘りの守備を見せ、主導権を最後まで渡さなかった。最後はゴール脇で構えていた北島幹久(文1=武修館)が山田のパスを流し入れ、ダメ押しの5点目を奪った。攻守にキレのある動きを見せ、3回戦進出を決めた。

 準決勝進出を懸けた3回戦、対法大戦は本日17時より細尾ドームリンクで行われる。