エントリー選手コメント(1年生)/箱根駅伝

2012.12.26
 第89回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)が、1月2日から3日にかけて行われます。
 箱根駅伝に向けたエントリー選手16人のコメントを学年ごとに掲載します。

江頭祐輔(商1=佐賀県立白石)

「16人に選ばれて自信は付いたが、自分がギリギリで選ばれたことは自覚している。自分の持ち味は積極的なレースができること。故障が続いてレースもあまり出ていないが、練習でも積極的にやってきたことがアピールになったのだと思う。全員が本来の走りをすれば結果は出る。体調管理や故障に気を付ける。やることをやっていけばいい。高校時代の恩師(松瀬元太氏)が10区で区間賞を取っているので、自分も同じ区間を走って感謝の気持ちを伝えたい。箱根駅伝は中、高時代支えてくれた人々へ恩返しをする最高の舞台。走ることで恩返しをしたい」

木村慎(商1=浜松日体)

「16人に選ばれたのは率直にうれしい。選ばれたからには10人に入って、責任感のある走りをしないといけない。箱根は小さいころから見ていて、憧れの舞台。活躍したいと思う。出雲、全日本といい経験をさせてもらった。いい点も悪い点も見つかった。全日本は距離が長くなって良くなかったので、距離への対応を重視して取り組んできた。いい点は勢いのある走りができたこと。初心のままに走れた。今年1年は自己ベストも更新できたし、箱根も自分にも出られる大会なんだと身近に感じられるようになった。出るだけでなく、目指すのは優勝。区間3位以内が最低ラインだと思う。チームの任された仕事を果たさなければならないという、箱根の厳しさも感じている。思い切り攻めの走りで、区間3位以内を狙っていきたい」

牟田祐樹(農1=西武学園文理)

「(16人に選ばれて)夢だったので、ホッとしたのが一番。でも、10人に入らなければ意味がないと思っている。チームに貢献しないと、夢は達成できない。この1年は練習あるのみ。ケガがなくて、本当に良かった。経験も積めたし。箱根駅伝は、中高の時からモチベーションを高める存在だった。陸上がすごく好きだし、夢。もう少しで夢の舞台に行けるのだと、本当に驚き。わくわくしている。楽しみ。全日本の時は、今までで一番悔しい思いをした。中高では自分が走って当然だったし、会場まで来て走らないというのは初めてだった。間近で襷リレーを見た時は一番悔しかった。悔しさで泣きそうになった。感謝の気持ちも忘れずに、諦めない走りをしたい。将来的には、チームにしっかり貢献できる主力になりたい」

山田稜(理工1=九州国際大付)

「メンバー入りは1年の時の最低限の目標。入学時は不安ばかりだったけど、ちゃんと入ることができて自信が付いた。夏合宿あたりから調子が上がってきて、大きな故障もなかったのでそこが評価されたのだと思う。うまくいけば総合優勝もある。大江さんも有村さんもやってくれる。箱根駅伝は大学で最高の舞台。これからにつなげていきたい」

横手健(政経1=作新学院)

「前半は目標達成したが、夏はケガに苦しんだ。あまりいいシーズンではなかったなと思う。夏合宿の時に、左の腸脛靱帯(じんたい)を痛めた。1万m(記録挑戦競技会)は設定通り走れたので、不安は徐々に解消されてきている。(出雲、全日本は)実力通りで選ばれないのだったらまだいいが、ケガをして何もできない状態だったことが本当に情けない。出雲は午後だったのでテレビで見ていた。全日本は練習中だった。1年の中では木村を一番意識している。駅伝を走っているし、練習も結構走れているので。(16人に選ばれて)間に合って良かった…という気持ち。でも、10人に選ばれて走れなければ意味がない。今回は10番目でも何でもいいから任されたところを走りたい。箱根は小さいころから見ていた舞台。地元の友達や親戚からも、注目が集まる。自分はちゃんとやれているよということを見せたい。感謝を伝えたい。そのためにも、ちゃんと走らなくては。走れるならば積極的に、いいタイムで戻ってきたい。流れが悪いなら、流れをつくり直すような走りをしたい。いい流れなら、それを加速できるような」