スターターは、宇都（専大）、河上（早大）、目、ザック（東海大）、永吉（青学大）。

ＭＶＰを獲得した目

　目がＭＶＰを獲得した。来年の大学バスケ界を背負う選手たちが集まった今回の実学オールスター対抗戦。スターターとして登場した目は、第１クォーターから活躍を見せる。第１クォーターだけで３Ｐシュートは５本中４本。次々と３Ｐシュートを決める目に観客からはため息が漏れた。後半にも出場した目は、３Ｐシュート６本を含む20得点の活躍で、大学オールスターの名に恥じないプレーを見せた。

　明大とは違った早い展開を見せた大学オールスターチーム。「高校の時のプレースタイルだった」と目は普段とは違うバスケの中でも安定したプレーを見せた。さらに、大学でも著名な選手が集まる環境に「いい刺激になった」と笑みを浮かべた。インカレ３ポイント王に続き、実学オールスターのＭＶＰも獲得した目。３Ｐシューターとしての株は急上昇している。

ドライブから得点を重ねた田村

　
＜明大ＯＢが実業団オールスターとして出場＞
　明大ＯＢの佐藤卓哉（平24法卒・現三井住友海上）と田村晋（平24政経卒・現曙ブレーキ）が実業団オールスターとして試合に出場した。佐藤は３Ｐシュートを決めた他、ＰＧ（ポイントガード）としてチームの司令塔の役割を果たした。田村は、ポイントゲッターとして果敢にドライブで加点。昨年の明大のエースは変わらない姿を見せ、観客を沸かせた。

[野田樹]

＜フォトギャラリー＞

スターター（目は右前）

大学オールスター