
入賞は白石1人、悔しい結果に/東日本学生秋季新人戦
春を上回ることができなかった。4年生の引退後、最初の試合。今後のチームの中心となっていく1、2年生が出場する新人戦だ。春季新人戦では3人が入賞しており、今回も多くの選手の活躍が期待されたが、入賞はフリースタイル84kg級・白石涼(政経2=八千代松陰)の3位のみにとどまった。
準々決勝までが行われる1日目。「相手は強かったけど自分も動けてて、得意なタックルでとれる自信があった」(白石)。好調な白石は2回戦の接戦をものにし、準決勝へと駒を進めた。しかし迎えた2日目は思ったように体が動かない。原因は「自分でも分からない」(白石)。第1ピリオドを0―2で落としてしまうと、第2ピリオドも調子は戻らず開始57秒でフォール負け。試合後は「優勝を目指していたので本当に悔しい。もっとできたはず」と肩を落とした。
春季新人戦優勝の杉山雄介(商1=花咲徳栄)や3位の梶村史裕(文2=岐南工)も2回戦敗退と成績は伸びず。2日目から行われたグレコローマンスタイルも55kg級の大山健太郎(商2=山形市立商)、96kg級の藤山徳馬(営1=徳島県立池田)と山田高義(文1=名古屋工)のベスト8が最高成績となった。
ほとんどの選手は今大会で今年度の公式戦が終了した。これから新戦力を加えて始まる新体制。4月にはJOC全日本ジュニア選手権、5月には東日本リーグ戦が待ち受ける。良いスタートが切れるか。「基礎から技をやり直したい」(白石)。この半年間がカギとなりそうだ。
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