(24th Period) 早大戦事前インタビュー 牛来部門主将

 ここまで8勝2敗1分けで3位につける明大。首位を走る東洋大、早大を勝ち点3差で追っている。9月から始まったリーグ戦も、残すは早大、中大、東洋大の3戦のみとなった。優勝に向け、勝利のカギを握る牛来拓都部門主将(営4=北海)、本野亮介(商4=北海道清水)、上野滉太(政経3=北海)の3人に話してもらった。

――ここまでの戦いを振り返ってみてどうですか
牛来:
第1クールの最初は良くなくて、その中で徐々に仕上がってきて、東洋戦ではいい試合ができました。第2クール初戦の慶応に負けてしまってやり直しになりましたが、今は東洋戦のように仕上がってきました。

――具体的にはどんな点がうまくいかなかったのですか
牛来:
明治はスキルのある選手が多いとは思うのですが、そんな中でもFWの運動量のなさがモロに出てしまいました。(早大戦の)5失点というのもなかなかないです。ディフェンスの意識や、FWのバックチェックなど…勝てる試合ではなかったです。慶応戦でもそんな流れです。

――それでも、中大、東洋大相手には完封と改善したように見えましたが
牛来:
選手たちで話し合ったのはフォアチェックの意識についてです。今まで簡単にパックを奪われ、いい形でシュートまで持ち込まれていたのでそこを話し合いました。それから、藤井さん(匡智監督)から言われていたでのディフェンスと、センターの運動量、ウイング2人のディフェンスマークを徹底したことが無失点につながったなと思います。

――改善したにも関わらず、慶大戦で調子を落とした原因は何ですか
牛来:
ケガ人が何人か出ていましたが、それは言い訳にしたくないです。やはり東洋が一番強いと思っていたので、そこに4―0で勝てたことで変に油断をしてしまいました。前の週には慶応から8点取って勝っていましたし、まあ負けないだろうと思っていました。気持ちが最初から入ってなかったです。さすがに関東のトップのレベルになると、どんな相手でも全力でやらないと厳しい試合になるということが身にしみました。

――今年は2チーム増えて日程も過密になりましたが、ここまで疲れはありますか
牛来:
上級生は慣れているので、特に何てことはないですね。知らない間に疲れはたまっているのかもしれないですけど、各自ケアできていると思います。状況は全チーム同じだと思うので、気にしていないです。

――残す3戦に向け、意気込みをよろしくお願いします
牛来:
いい準備して、100%の力を出して明治がいい時のプレーができれば絶対に勝てると信じています。逆に言うと、それが全くできないと勝てません。反則を少なくして、立ち上がりから運動量の多いホッケーができればと思います。とりあえず、早稲田戦だけに集中しています。引き分けても終わりになるので。

――ありがとうございました

◆牛来拓都 ごらいたくと 営4 北海高出 174cm・75kg