監督・選手コメント/全日本大学対抗選手権
「4年生は2部での試合が最後になってしまって本当に残念な思いがある。とにかく、優勝して1部に復帰するのを第1目標で臨んだ。谷中が2位、原が優勝と、軽量級が流れをつくってくれて、勢いそのままにチームでつなげたのでよかった。今回、主力であった3年生3人がケガなどで出られず、少し非常事態の中での戦いだったが、全員がレギュラーのつもりで戦ってくれた。来シーズンは全員がケガなく万全の体制で試合できるようにしたい」
吾郷主将
「(試合を振り返って)とりあえず優勝を目指していたからうれしい。この会場はいい思い出がなかったから緊張がはんぱなかった。アップで普段よりも軽かったからもしかしたらいけるかもって思った。スタートだけはしっかり取ろうと思っていたから、ジャークは安心した。1本目で2位は確定して、重量の計算はセコンドに任せていた。でも2回やったことでリラックスできて試合のベストに近い140kgを決めて終われた。(ガッツポーズについて)いつも以上に応援をがんばってもらってたし、この試合で終わりっていうのがずっと頭にあったし、ジャークの3本取りに成功したことがあんまりなかったから純粋にうれしくてやった。ミスで失敗したくなくて気合い入れようと思って声も出した。(緊張は)谷中の試合を見ていた時に1本目を失敗して心臓ばくばくで心配になった。お互い4年生だから満足できる試合をしようって話していた。自分も明日やるんだなって思うと前の日は眠れなかったし、緊張で食べられなかった。(プレッシャーは)こっちのOBと話してると優勝して来年は1部に戻ってくるんだろって言われて、こんなところで失敗はできないし、これ以上の失敗はできないと思った。拓大の選手には今まで勝ったり負けたりしていたので、負けたくないと思ったけどそんな余裕はなくて、今自分にできる最高の試技をしようと思った。プラットに上がった時は順位はまったく考えないで1本目だけの成功を考えてた。(セコンドからは)いつも以上に軽いって言われた。奥山にはリラックスさせてもらった。明治の応援はいつも以上の声援だった。(4年間ふりかえって)4年になってから早かった。調子悪かったりして、今の記録は2年生の記録で止まってる。終わってみてもうちょっとできたんじゃないかと思うけど、それも4年間やった結果だと思う。(新チームについて)今の3年生は主張が強い人が多いから、4年生中心で新しいこをどんどん取り入れてやっていってほしい。(インカレ全日程を終えて)最後までみんな普段以上の成績が出せたので、試合の内容も満足できる内容で終われたかなと思う。1部昇格が最低条件であっても実際ちゃんと実現できたっていうのが良かったし、個人優勝も何人か出て、みんなのモチベーションも上がって全体の結果が良くなったと思う。(1部という場所は)先輩たちがずっと戦ってきた場所だからやっぱり本来自分たちが戦うべき場所なのかなと思うし特別な場所。(今年のチームづくりを振り返って)大きく対立したり衝突って言うのはなかった。学年で意見がまとまってから後輩たちに伝えるようにしてたから、意見がぶつかったりすることはあっても、お互いがゆずれないところがあるときは意見を合わせてみんなが満足して取り組めるような意見を出し合ってやってきた。全員が全員そうじゃないかもしれないけど、納得いくような感じで新しいことでも取り組めてたかなと思う。なるべく下級生からも話してもらうようにはしていたから、学年ごとに言えないことがあったりとかはなかったと思う。(主将としてつらかった時は)正直、最初から最後までつらかった。でも一番つらかったのは主将を任された時。やっぱり自分に明治を引っ張っていくことができるのかなっていうのをすごく重く感じていたので、やっていく中で心配が一番大きかった。でも同期に結構助けてもらったのも大きかった。大学に来てなんでも話せるような仲間ができたことが一番良かったし、苦しい時も楽しい時も一緒にやってきたのでそれまで自分になかったような関係を持てたことが良かった」
大嶋
「調子的には普通だったが、プレッシャーは結構感じていた。本当に寝られなかった。とにかくスナッチの1本目を取って流れを作らなきゃと。スナッチは一気に挙げるから不確定要素が多い。ジャークだったら2段階に分かれるから1回挙げられればそこからは少し安心っていうところがある。ただスナッチの1回目がつらかったなあと。スナッチはただミスったというしかない。本当に詰めが甘いなと思った。自分の点数で優勝が決まるってことだったので、あとはラストの畠山にのびのびさせてやろうかと。絶対点数取ろうと、点数取らなきゃという気持ちでいました。自分で決められたっていうのが、一番のセールスポイント。ラストの畠山にうまくつなげたので、その面では良かった。ずっとウエイト優先の生活をしてきたし、今優先すべきものがなくなった。10分の9くらい空っぽになってしまったんじゃないかと感じている。これからゆっくり空白に詰め込んでいきたい。まずは減量したい。練習に関しては強くなるためにはこれしかないとしか言いようがなかったので、対立も乗り越えた。最終的にはそれにぶち当たる。みんなが向かうところは同じ。あとは、もともと日曜日練習はなかったけど日曜日にも練習を増やした。全員が出られる環境が一番大事。今年のチームは、ちゃんと先輩が後輩の面倒を見るというか、後輩に合った練習も決めなきゃいけないというので、考える人が多くなった。それに関しては、今後ももっとプラスになっていくと思う。今後のチームについては、自分たちの意思を受け告げというわけではないが…ただ強くあれ。それだけ」
加藤
「(吾郷主将の試合を振り返って)試技自体は最高だった。セコンドとしてもすごい気持ちよかったし、やってよかった。最後に一番いい状態で優勝ていう最高のかたちになった。(心掛けたことは)選手は試合をするだけで、それだけを集中してやらせてあげることを考えてる。ちょっとした不安も与えずに、こっちが言ったことを選手はやるだけ。(吾郷主将の様子は)始まる前から緊張してたから、緊張が力になるように笑顔が出るような声をかけてた。吾郷の調子はよかった。吾郷のセコンドは今までずっとやってきた。今回は絶対に優勝させるしかなかった。個人戦は順位よりも記録を取らせてあげたい。でも今回は点数を取らなきゃいけなかったから「優勝させたる」と思ってた。(優勝決まった時は)おめでとうって言ってハイタッチした。最後の試合だったから自分も一番気合い入れたし、吾郷も絶対に今までと違うものがあったと思う。気持ちの入れようが違う。そういうのがガッツポーズに現れたんだと思う。(新チームについて)どんなチームになるかはわからない。自分たちは1年間絆を大切にやってきた。今の3年生は自分たちより強いし、力がある。来年も1年生から意見が飛ぶようなチームにしてくれると思う。(インカレ全日程振り返って)色々と思い出というか記憶に残る大事な試合になった。1部に上がったのは素直にうれしいし、後輩たちのためにもそれをしなきゃいけない立場でもあった。一人一人試合に出るも出ないも関係なしに応援もみんな頑張ってくれたと思う。(チームづくりを振り返って)対立はなかったけど意見がぶつかることはあった。意見はみんな個人個人持ってるものが違うから、それを出し合っていいものをつくっていった。(明大ウエイトリフティング部はどんなところか)最高でした。表現できない。一言で言うんだったら最高しか言えないし、表してって言われてもできないもの」
徐
「(セコンドとして気をつけた点は)選手がベストをつくせるように、プレッシャーをかけずにリラックスしてもらうこと。(今回セコンドして印象に残った試合は)佐藤かな。ほぼ無調整で出場で正直期待はしてなかったけど、頑張ったと思う。落ち着いて指示を聞いてくれた。谷中はすごく緊張してた。ベストよりも低いから残念だった。西岡は緊張して1、2本から落としてた。落ち着いていけとか声を掛けた。セコンドは選手が思ってるよりずっと緊張する。(セコンドで気をつけていることは)緊張は伝染するから緊張を見せないようにしている。(いろいろな人にセコンドを頼まれているが)よく練習のアドバイスをしてるから、その延長上で頼まれるんだと思う。でも戦略とか計算の駆け引きは他の部員よりうまいと思う」
谷中
「調子はあまり良くなかったかな。重さ的には軽く感じていたけど、フォームがしっくりこないというか。優勝狙っていたし、内容は良くなかった。昨年の記録よりも低いので、記録的にもよくない。でも、やることはやってきたから後悔はないし、絶対に笑顔で終わろうと思っていた。終わった瞬間、ホッとしてやり切った感を感じた。正直プレッシャーはいつもより感じていた。団体でも優勝を狙わなきゃいけない、というか決まってるような感じだったので。気持ちがから回ってしまった部分もある。前日から緊張がひどかった。今大会の緊張は本当にひどかった。変なプレッシャーもかかっていたから。1部だとまだチャレンジャーだが、2部だと絶対に勝たなきゃいけないっていうのがあるから。気持ち入れようと思ったけど、から回った。本当にいろんな気持ちがあったので。改めて、ウエイトって難しいなと思った。いつも明大のトップバッターだが、本当に緊張する。そういった面ではいい流れをつくり切れなかったのかな。でも、最低限の納得は得られた。やっぱり1部の方が雰囲気はいいと改めて感じた。1部は10校だけに限られていて、スターターのレベルも違う。応援は、個人と違って団体の方が気合い入る。4年生として応援に力を入れたという訳ではないが、一人一人できることを懸命にやろうということはいつも言っていた。自然に応援は大きくなったのかな。団体の時は粉つける時にいつもチームのみんなの方を見てしまう。気を付けている訳ではないが、自然にそっちを見てしまう。大学での最後の試合だったが、終わったという実感は全然ない。まだ、来年も楽しみだなあとか、まだまだ続いていくんだと思っている自分がいる。4年生同士では、自分たちも1部に戻ってやるつもりでやろうってことを言っていたので、その気持ちが強すぎたのかも。自分たちは本当にいろいろやった。例えばミーティングを増やしたり、後期には学年ごとに練習案出させたりとか。最初は難しかった。ただミーティングを増やしただけじゃ下級生から意見が飛んでこないし。なので、後期に入って学年ごとに練習案を出させて…。去年と比べたら全体ミーティングは多かった。4年生のミーティングは特に。やたら多かった。ここ2ヶ月はフリーの練習だったが、形を決めたのは3年生。3年生がフリーでやりたいと。そこにみんな意見があったというか。一回プラットとかを1年生に決めさせたりとか…今思えば、難しかった。本当にいろんなことをやってきたので、次のチームには自分たちのやり方を真似して欲しくないとは思う。うまくいかなかったこともあるし、良かったところもあったので、今までやってきたことを学んで、自分たちなりの答えを出して欲しい。一番言いたいのは、現状に満足してやって欲しくないということ。何か足らないかな…とみんなが思って欲しい。ハングリー精神を忘れずに。(セコンドについて)原は一人でいろいろできる選手なので、自分はほとんどやってない。数字読んできれいに上がってくることだけを考えていた。セコンドしやすい選手だと思う。とりあえず1位になることだけ考えてセコンドをやっていた。声は全然かけてない。あとは気持ちや、とか。足叩いたりとか。スナッチは接戦だったので終わった時はもう、よっしゃ!とか言ってしまった。(インカレ全日程を終えて)やっぱり終わったという実感はまだない。でも、あっという間だった。昨年は、なんだか先輩と向き合ってこなかったなという感じがあった。自分たちの時にこうやればいいやという気持ちがあったので、そういうところですごく後悔した。だから今年は妥協はやめようというか、言いたいことは言おうと。そのことは後輩にも意識してもらえるようにチーム作りしたつもり。自分自身としては、チームにも、ウエイトにも向き合えてこれた。そういう達成感がある。悔いはまったくない。小さな対立は本当にたくさんした。個人個人でもそうだと思うし、自分たちは結構なんでもみんなで話して、1つ1つのことに対して、自分はこう思うとか、言い合いはたくさんした。そこを我慢するんじゃなくて、言い合うことでうまくまとまってきたんだと、自分では感じている」
奥山
「(吾郷主将の試技を振り返って)同じ階級で最上級生で主将だし、いいかたちで送り出せたらなと思って自分からセコンドやりたいって言った。スタート重量が発表になってトータル1番はかたかったから、本数取ってもらおうと思ってた。アップから今までにないくらい軽かった。(どんな言葉をかけたか)とりあえず今日は体切れてるからあとは自信持ってっていうことを言った。(試技を見ていて感じたことは)やっぱり4年生やなって思った。みんな意気込みは一緒でも4年生は何かが違う。4年生はやるしかないっていう気持ちが強い。(新チームについて)いろいろな上級生を見せてきてもらったから、いいところは受け継いで、悪いところは直して、いい1年のスタートを切りたい。やっぱり先輩たちに引っ張ってきてもらってここまできたし、その背中を追いかけてきたから自分たちも後輩を引っ張っていけるような先輩になっていこうと思う」
高原
「記録は全然いいものじゃなかったから満足はしてないけど85㎏の自分と西岡の2人が確実に1、2位取るだろうっていう期待の中でしっかり1、2位取れたのは一番良かったと思う。今回は大事だったけど85㎏の方が点数が取りやすいだろうっていうことと、77㎏級には1部でも通用するような強い選手がいたので、それだったら85㎏で1、2位取った方が点数が多く取れるだろうっていう作戦で85㎏級に出た。(スタート重量を下げたのは)確実に1、2番取ってしっかり点数を取るため。今回は記録よりも点数を取ることが自分たちの仕事だったから、その仕事をしっかり果たすために下げたっていうのと、ケガで全然練習できてなかったからそれを含めて下げた。ケガはぜんぜん治ってなくて練習量も減らして臨んだ。当日は気持ちでどうにかなりました。昨年のインカレで2部に落ちて、今年上がったけど、正直当然というか当たり前というかそういう意識の方が強い。(1部と2部の違いは)2部で戦ったことがない状況でやっぱり2部っていう恥ずかしさとか後ろめたさみたいなのはあったけど、やっぱり4年生に対して思うこととかやることとか試技とかは1部と何も変わらないと思った。4年生に今までお世話になった恩をしっかりかたちとして残すこととか試技で表したりするのは変わらない。1部に上がるのは絶対条件で、しかも優勝して上がるっていうのが自分たちの最高で最低の目標だった。それを果たせたことは良かった。(新体制について)4年生がしっかり下の意見を取り入れてくれていいチームをつくってくれたから、自分たちもそれに負けないように上級生、下級生関係なく意見が言い合えるようなチームにしていきたい。とりあえず1部でしっかり戦えるチームをつくるっていうのが残された者としてやるべきことだと思う」
中田
「(佐藤のセコンドについて)もともと自分が出る予定だったけど、ケガをして佐藤に頼むことになって、ちょっとでも応援出来たらいいと思って自分から申し出た。(どういう気持ちでセコンドに)振り切って、チームのためにという気持ちでした。自分の代わりに頼むという気持ち。先輩に貢献したかったので、気持ちを切り替えていった。佐藤には2週間前から言ってはいたんだけど、自分で出る気持ちでいた。でも5~6日前に腰をケガしてまさかという気持ちでした。(セコンドとしての成果は)感じない。自分よりは徐先輩がよく見て気を付けてくれたと思う。光は良く頑張ったと思う。調子が悪かったのに、100点に近い試技を見せてくれた。(心がけたことは)普段と同じように、固くならないようにした。普段は冗談を言い合う仲なので、普段と変わると緊張させてしまうと思った。リラックスするように、明るく振る舞った。(試合中にどんな言葉を掛けたか)気持ち面では「絶対やるぞ、できるぞ」とずっと言っていた。試技の面では、ジャークの差しが前に沈みがちだったので、指摘したらすぐに修正してくれた。(佐藤の出場が決まったときの気持ちは)マイナスな気持ちとしては、申し訳ないと思った。急に出場が決まった光に対しても、チームに対しても。特にチームに対しての申し訳なさが1番大きい。すべて自分の責任だから。プラスな気持ちとしては、4年生は最後の大会になるから、頑張ってほしいという気持ち。4年生に笑顔で引退してほしかった。(決まってからの佐藤の様子は)練習内容も、表情も、気持ちを入れてやってくれたのが伝わってきたので、恩に着てるし感謝してる。今日は105㎏、130㎏以上やってくれるかなと思ってた。今日は光は上出来。いつもの重量から見ても挙がってた。(新体制について)個人的には下級生も上級生も部の方針を決める権利は平等という環境をつくって下さったので、それは継続していきたい。1部のAクラスで勝負できるチームづくりをしたい。上級生といって威張るのではなく、後輩をサポートしていきたい。今、目標を語って後から評価されるのではなく、来年の結果で評価してほしい」
佐藤
「(今日の調子は)良かったと思う。5本取れたし、良い感じの成功率だった。でも、いきなり出場が決まって、正直調子も何も…という感じ。(1部と2部の違いは)インカレ自体、出場するのは初だった。会場も1部に比べると小さいし、1部は応援がもっと激しい。1部に上がるのが目的だけど、2部は2部でちゃんとやろうという感じ。(セコンド、監督からはどんなことを)成功率を上げることとか、うまくいったらジャーク3位だ、とか言ってもらいました。1本落とすとみんなに申し訳ないという気持ちがあった。(今日心がけたことは)集中力。1本1本確実に挙げようと思ってました。(メンバーに決まった時の気持ちは)今週の月曜日に急に出場することが決まった。先週から中田先輩にもしかしたら…とは言われていたけど、出ない気でいたので決まった時は、初めて出れてうれしいのと、やばいなっていう気持ちが半々だった。(今日の試技を振り返って)アップでは重めに感じて、プラットに上がるまではガクガクだった。1本1本緊張していた。(その中でこの成績は?)力が付いてきてるかなと思った。いつもはハードルを高く設定して出てるけど、今回はいつもよりスタートを低く設定して、成功率重視でいった。いつもはもっと大会で実力発揮できないけど、今回はベストに近い。いつもよりうまく行ったので良かった。(先輩の代わりに出ることになって心境は)自分が出て大丈夫かなって思っていた。調整もなかったので。試合には出ないと思っていたので、出ることになって初めて重いのを触りました。それまでは足の強化に力を入れていたので、本番までは足を休めてました。今日は1本1本気持ちを切り替えて挙げたと思う。(新体制について)3年生になっても練習面では特に変わらないと思う。私生活では少し楽になるかも知れないけど。来年もインカレに出られたらいいと思う。今の4年生は団結力がすごい。来年も団体で力を出せればいいと思う。(個人戦と団体戦の違いは)個人戦は全部自分の責任で、ある意味楽だけど、団体戦は周りにも迷惑が掛かるし、1本1本の重みが違う。今回も補欠からいきなりメンバーになって、意地でも挙げようと思った」
畠山
「(今日の調子は)スナッチは良かったけど、ジャークは少し重かった。大会に向けては調整不足だったと感じる。2部でも強い人はいるし、(特に+105級では)1部でも2部でも通用するようになりたい。(監督やセコンドからはどんなことを)監督からは頼む、とセコンドからは1本1本しっかり挙げるようにとか、優勝するぞ、と言われた。(プレッシャーは)先輩方が点数を取ってくださっていたので、ほぼなかった。162kgが挙がったら3位だったから悔しい。(プラットに上がった時の気持ちは)1本目を取るぞ、という気持ち。あとはもう精一杯やるだけでした。マックスより下の重量だったから、取るという気持ちもありました」
原
「調子はあんまり良くなかった。スナッチは結構良かったかなと思うけど。スタートを挙げることができれば波に乗れるかなと思って、少し緊張した。団体戦は2回目、インカレは初めてだったので、いつもより緊張していた。去年はインカレ出たかったけどあと少しで出られなかったのもあって1ヶ月前くらいから緊張はしていた。試合前になるにつれて落ち着いてきた感じ。いい緊張だった。最低でも1位だと思っていたし、監督からも期待されていたので実現できて良かった。大学入って初めての優勝だし、スナッチ、ジャークも含めての完全優勝は本当にうれしい。完全優勝は高2の春の選抜ぶり。スナッチとトータルが試合自己新で、スナッチは普通に新記録。4月の選抜ぶりなのでうれしい。でもその反面、腰を痛めててジャークがずっと調子悪くて。本当は141か142kgいきたかったのでそこは残念。1部の方がレベル的に上になってくる。でも、来年1部でやっていくには場慣れというか1回出ておいた方がいいので、2部の空気を感じることができたのは良かった。(セコンドについて)自分はあまりセコンドを変えないタイプで、今年は最初に頼んだのが谷中先輩だったのでついてもらっていた。今回ももちろんついてもらっていたが、谷中先輩も今大会が最後。せっかくついていただけるので、谷中先輩のためにも良い結果を出したかった。いつもは前日お風呂で瞑想するんだけど、今回はしなかった。もう今回は眠たかったので。考えすぎると緊張して眠れなくなりそうだったから。試合中はどちらかといったら無心。明大は結構まとまって応援する。団体はもちろん、今年は個人でも。そこは今年になって変わったことかも。昨年が固まってしてないってことではないけど。どちらかといえば今年の方が固まって応援してる。団結力が今年の強み。選手の力にもなると思うし。来シーズンにむけて、やはり3年生になると練習量も増えるし練習に専念できる。その分おろそかにしないように。もっと強くなりたいし、強くなるのは当たり前だと思う」
西岡
「(今日の調子は)久しぶりに緊張でガチガチになった。2位の順位はうれしいけど、記録には満足していない。先輩たちがいつもと違った。いつもよりさらに真剣だった。同期が応援してくれたから助けられた。(これからの目標は)全日本ジュニアで優勝する。(新体制について)先輩だけでなく、みんなで戦いあえればと思う。明治はもっと強くなると思っている。今日の先輩はかっこよかった」
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