団体は入賞を逃すも4階級で5位入賞/全日本大学選手権
入賞者が1人に終わった全日本大学グレコローマン選手権から約1カ月。7階級中4階級で3位決定戦に出場したが4人とも敗れて5位。団体の総合点は入賞にわずか2・5点及ばず、10位に終わった。
55kg級、60kg級、66kg級、74kg級が行われた1日目。
5位入賞と奮闘した梶村
55kg級・梶村史裕(文2=岐南工)と74kg級・鈴木諒(営3=東北工大)は共に危なげなく準々決勝まで勝ち進む。準決勝で敗れるものの敗者復活戦の2回戦から参戦となった。66kg級・笠岡涼太主将(農4=添上)は今大会優勝の田中幸太郎(早大)に1回戦で敗れ2人と同様、敗者復活戦に出場した。しかし「連続の試合になって体力が持たなかった」(笠岡)。3ピリオドまでもつれ込む接戦をものにできず3位決定戦で敗れてしまう。梶村と鈴木諒も3位決定戦までは進出するものの勝ち切れない。それぞれ2―1、2―0で敗退し1日目は3人が5位入賞で終わった。
2日目は1年生2人が早々に負けてしまい、84kg級・白石涼(政経2=八千代松陰)に期待が懸かった。しかし白石も準々決勝で「取れる相手だった」(白石)と悔しいフォール負け。敗者復活戦も「今自分のできることは全てやった」(白石)が3位決定戦で敗退。この日も最高順位は5位にとどまった。
「惜しかったがこれでは駄目。まだまだ勝負弱い」(多賀恒雄総監督)。7人中4人と過半数が入賞を果たしたものの明大レスリング部はさらに高みを目指している。そして今大会で4年生は今年度の試合が全て終了。今年度の体制も一区切りとなった。古豪復活を掲げ、新時代が始まる。
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