筑波大との練習試合こなす/練習試合

筑波大との練習試合こなす/練習試合
 明大は19~25日に行われるインカレに向けて筑波大との練習試合を行った。試合は明大がリードする展開になったものの、何とか逃げ切り、オフ明け最初の練習試合を勝利で飾った。

 スターターは、安藤誓哉(情コミ2=明成)、中東泰斗(文2=光泉)、目健人(政経3=京北)、西川貴之(情コミ3=東海大附四)、皆川徹(営2=京北)

西川の活躍に期待が懸かる
西川の活躍に期待が懸かる

 後半苦しい試合になった。第2クォーターに最大16点をリードし、主導権を握った明大。しかし、後半に入り、細川と武藤(筑波大)にインサイドでの得点を許すと、徐々に点差を詰められてしまう。第4クォーター残り3分40秒、55―54で得点差はついに1点に。追い付かれるかと思われたが、目が3Pシュートを沈め、安藤のドライブ、中東の連続ドライブで一気に点差を広げる。勝負所での強さが出た明大は64―60でオフ明け初の試合を勝利で飾った。

 オフ明け最初の練習試合ということで「試合勘を取り戻すこと」(塚本清彦ヘッドコーチ)が一番の目的。インカレに向けて、明大はまずまずのスタートを切ったようだ。

安定したプレーを見せる清水
安定したプレーを見せる清水

 明大の新しい布陣ができそうだ。リーグ戦最終週から試合に出たPG(ポイントガード)の清水隆平(法3=光泉)がチームに安定感をもたらしている。今年は安藤以外に試合を任せられるPGがいなかった。しかし、清水の台頭によって状況は変わる。清水と安藤を同時に起用することで、安藤の負担が減った。また、安藤は得点能力が高いため、SG(シューティングガード)に置くことができるようにもなった。塚本ヘッドコーチも「2人をスターターに入れたらボールがよく回るようになった」と、清水の存在感は日に日に大きくなっている。

[写真提供:小川智弘]