
沖縄国際大に快勝、2回戦に進む/全日本学生選手権
実力の差を見せつけての勝利だった。インカレ初戦の相手は沖縄国際大。前半の立ち上がりこそはリードを奪われる展開となったが、中盤以降突き放す。後半に入ってからは得点を伸ばせなかったが、余裕の試合運びで相手を圧倒し34―21で勝利。初戦を突破した明大はこれで明日の2回戦に駒を進めた。
順調に初戦を突破した。試合開始直後は「初戦ということもあってチームが硬くなっていた」(荻原良太・政経3=駿台甲府)と序盤はリードを許す状況が続く。だが5―6で迎えた中盤に高田剣(商4=明星)、大倉有勲(営3=北陸)の連続シュートで逆転に成功。その後も高田や堤由貴(営2=洛北)を中心とした猛攻で沖縄国際大を攻め立て、前半で8連続得点を含む21点を奪取。21―10で前半を折り返した。後半も出だしはミスもあったが、徐々に得点差を広げていく。後半途中からは明日以降に備えてサブメンバー中心の布陣に移すも余裕も見せ34―21で試合終了。危なげない戦いで沖国大に勝利した。
4年生にとっては最後のインカレ。5位に終わった秋季リーグ戦後、4年生を中心に選手たちは気持ちを引き締め直し練習に取り組んだ。そして迎えたインカレ。「立ち上がりはミスも多く、リズムをつかめなかった」(堤)とこの日の勝利にも反省を口にする選手が多かった。だが一発勝負のトーナメントでは何よりも勝つことが重要だ。明日の相手は秋季東海リーグ5位の大同大。違うリーグの相手ということもあり「相手の対策を取りつつも、自分たちのやってきたことを試合で出す」(大倉)と油断はない。2回戦も勝利し、昨年のインカレ王者・日体大に挑む。
関連記事
RELATED ENTRIES