打倒日大! 今季こそあずまボウルへ/練習取材
「本当にやるしかないという気持ち。これに負けたら4年間やってきたことが無駄になるくらいのつもりで今はいる。(昨年の日大戦は)力的に勝てない相手ではないと感じた。今年も本当にそうで、今までやってきたことを出せるかどうかに懸っている。徹底してたたきつぶしたい。オフェンスが出るようになってきているし、ディフェンスもリーグ戦に入って徐々に調子を上げてきている。昨年のディフェンスの形でオフェンスが出るようになれば最高だと思う。(今年の日大は)一人一人のレベルが高い。うちは本当に一つにまとまって戦いにいかないと勝てない相手。(ここまでの戦いを振り返って)調子自体は悪くはないが、ディフェンスは大事なところでパスを取られたりすることが多い。そこは日大戦で必ず修正しなければいけない。今勢いづいているのは相手よりもうちだと思う。明大はずっと大事な試合で負け続けているので、自分が先頭に立ってプレーでも引っ張っていけるようにやっていきたい」
QB#2杉浦祐治(文4=駒場学園)
「昨シーズン日大に勝てそうだったが、QBである自分のせいで負けたと言っても過言ではない。今年こそは挽回したい。OBも力になってくれて期待してくれているので、そのためにも勝ちたい。(今季の日大の戦いを見て)ディフェンスは昨年とほとんど変わらないので、昨年より上の相手と戦う気持ちで用意している。昨年までの日大のオフェンスは自分の仕事だけをしているという印象だったが、今年はそれ以上の動きを見せているので、よりいいチームになっている。(RB#33高松俊幸(政経4=駒場学園)を温存しながらここまで戦ってきたが)昨年はロースコアの試合が多くて下級生が出られなかったので、上級生と下級生の間で意識の差があったりしたが、今年はそういう形でここまで来て少数精鋭の形が出ていると思う。(勝敗のポイントは)時間の使い方と守りに入らないこと。(QBとして)自分は能力の秀でたQBではないので常に考えてオフェンスが最高の形でゲインできるように努めていきたい」
鈴木
「昨年のブロック編成後からずっと日大をメインにしてきた。その意味ではやっとスタートラインに立てた。日体大戦からランもパスも通るようになってきた。チームは順調に仕上がってきている。ここ2週間は特に日大戦を意識した練習をしてきた。相手は個人の能力では高い選手がそろっている。ポイントになる選手にどれだけ対応できるかが重要。個人的に日大に対して特別な意識は持っていないが、モチベーションは確実に上がってきている。アメフト部に入って4年目になるが、いつも最後の1勝が達成できない。次こそ壁をぶち破りたい」
高松
「今の気持ちはそこまで気負っているわけでもなく、例年以上に日大戦に向けて準備はできたと思う。個人的には楽しみという気持ちくらい。(今シーズンの日大は)個人個人の能力がとりあえず高いという印象。それはどの大学も思っていることだが、やはり個人能力の高さというところで、そこがうちの一番のネックになってくる。個々の力に負けないようにスピードで圧倒していきたいし、オフェンスのバリエーションも増えてきたので、日大のディフェンスに絞られないようなオフェンスをしたい。(日大のQB安藤の出場は)そこが日大戦のキーポイントになるところ。安藤が出ようが出まいが勝たなければいけないことに変わりはない。安藤が出ても、それを抑えるためにディフェンスはこれまで練習してきたし、そこはディフェンスを信じたい。(明大のアドバンテージは)絶対にパワーでは日大が上。プレースピードの面でどれだけ日大をかき回せるかが重要。まだまだ最終戦という気持ちはなく、これからだと先を見ている。まず日大戦を通過点として勝ち、先につなげていきたい」
OL#67細野耀平(商4=日大三)
「オフェンスの調子が良い。東大戦からランの調子がぐいぐい上がっているように感じている。ランがしっかり出れば日大にも勝てる。特にRB#25小形亮介(政経4=日大三)、鈴木、QB#15廣瀬湧基(商2=足立学園)のプレーはカギとなってくる。チーム的には昨年よりいい状態で最終戦を迎えられていると思う。個人的にも春からの好調を維持できている。日大は自分たちにとって壁のような存在。1年生の時からあずまボウルに行けると言われてきて行けなかった。今年こそ日大に勝ってあずまボウルに出たい」
関連記事
RELATED ENTRIES