
前田が1位! 期待の新人現わる/関東学生新人個人選手権
前田は試合後に「試合ということで緊張してしまった。体も硬くなってしまったり、練習通りにはいかないですね」と語ったものの、未経験男子1位の好成績を収めた。前田は1年生ながら公式戦は既に経験済み。早くも頭角を現している期待の新人だ。今後の課題については「いつも通りに射ができるようになること。30mはあまり良くなかったのでそれも課題。びびってしまったところがあるので堂々と引けるようになりたい」と語った。生き生きとアーチェリーを語る口ぶりは大物を予感させる。今大会を通過点に、これからもっと大きく成長を遂げるだろう。
増田も未経験男子8位と健闘「練習と同じように射てるように、試合に慣れていきたい」とさらなる課題を見つけたようだ。今後の目標については「部の仲間と一緒に全国を目指したい。上の方に行きたい」と意気込んだ。
1年生たちは実力を確実に蓄えている。彼らの活躍は部員全体の底上げを物語っているといっても過言ではないだろう。現在の明大アーチェリー部の目標は関東制覇。まずは目の前の課題を克服していく過程を大切にしたい。その先に王座の舞台がある。
試合後のコメント
伊藤達也(情コミ1=県立船橋)
「(アーチェリーを始めた理由は)自分は高校のころからアーチェリーをやっていますが、具体的な理由があるわけではなくて、入った高校にアーチェリー部があったので『じゃあ、やるか』という感じで始めました。(大学でもアーチェリーを続けた理由は)高校の時はアーチェリーが不完全燃焼で終わってしまったため、大学ではちゃんとやりたいと思って続けました。(アーチェリー部の雰囲気は)全員がアーチェリーを本気でやっていますが、厳しすぎる雰囲気はないです。良い意味で自由だと思います。上下関係はちゃんとありますが、誰かを叱るとかそういうのは特にないです。(今日の試合は)自分は夏の個選予選にも出場したので今日の試合が初めてではないですが、今日の結果に全然満足はしていないです。ただし夏の個選予選の時よりは自分のレベルが格段にあがっていると感じましたので、その点は良いと思いました。(4年間の目標は)チームの(リーグ戦に出場できる)上位8人に入って常に試合に出られ続けるような選手になりたいです」
上岡慎平(政経1=薬園台)
「(アーチェリーを始めた理由は)勧誘されたことです。体同連とも迷ったんですけど、体験してみて楽しかったので。中学高校と、陸上をやっていました。でもケガをしてしまったので、何か足を使わないスポーツがいいと思って。(部活の雰囲気は)見た目は地味なスポーツですけど、和気あいあいと楽しく練習できています。先輩も聞いたら教えてくれます。いろいろ指導してもらっています。(今日試合してみて)感覚が違いました。普段の射形を守れるかが大切だと思いました。30mは自分の射ができなかったし、フォームも良くなかった。(4年間を通しての目標は)エイトに入っていきたいです。30、50mのショートハーフで600点アップを狙いたい」
川崎隼門(法1=浅野)
「伸び伸び射てた。緊張せずに楽しく射てました。アーチェリーは、中学入ったときに仲のいい友達が入ってたことがきっかけで始めた。高校はちょっとやめて、大学でまたやろうということになった。大学のほうが設備が良くて、射場自体もいいので新たな発見があって楽しい。例えば射型。あとは道具がみんな違うというところには驚いた。部の雰囲気は、明るくてにぎやか。アドバイスは、学年関係なくどの先輩もしてくださる。今年の目標としては、部としては関東制覇を掲げている。個人としてはリーグ戦のメンバーに選ばれて、出てみたい」
工藤亮太(法1=桐蔭学園)
「(アーチェリーを始めた理由は)高校の時から興味があったので。弓を使う競技に興味がありました。(高校では何をしていましたか)1年間だけ、和太鼓をしていました。(部活の雰囲気は)応援にすごく力を入れていますし、一つになる意識の高い部活だと思います。いい環境です。先輩も優しいし、成績もいいので尊敬できます。先輩の射形をみて勉強してます。同期にも前田とかうまい子もいるんで刺激になりますね。(今日試合してみて)緊張してしまって駄目でした。いつも通りにできなかったし、雰囲気がわかったのが収穫だったと思います。(4年間を通しての目標は)4年間というよりは、目の前の小さな目標をクリアしていきたいですね」
瀧澤嵩太朗(法1=逗子開成)
「(アーチェリーを始めた理由は)高校まではバスケやってたんですけど、団体競技じゃなくて大学では個人競技がやりたくなって始めました。(部活の雰囲気は)楽しいです。先輩もいい人たちばかりで、サポートしてくれます。体育会だけどつらいって感じじゃないし、後悔してないです。(今日試合してみて)思ったような結果は出せなかったけどいい経験ができたと思います。(4年間を通しての目標は)チームを引っ張ったり、先輩の試合に絡めるような選手になりたいです。」
田代和也(文1=横浜隼人)
「点数的には満足いかないところがある。忙しいシーズンだが、試合を経て成長できる部分がある。今回の試合では緊張感を大事にしたいと思っていたが、悪い点を射ってたときにそれを引きずってしまったところ。良かった点は、他大の人と射てるところ。すごく成長できるし、こういう機会は少ないので大事にしていきたい。アーチェリーを始めたのは、大学で何か新しいことをやってみようと思ったから。最初から弓を触らせてもらえて、とても楽しかったのがきっかけ。目標はリーグ戦メンバーに選ばれ、レギュラーでい続けること。それで他大の人と高め合っていけたらいい」
塚田和覇(商1=桐蔭学園)
「(大学でアーチェリーを始めた理由は)小さいころから的を狙う競技が好きだったので大学にあったアーチェリー部を選びました。(高校の頃は)特に何もしていなかったですが、時々ランニングなどはしていました。(アーチェリー部の雰囲気は)上下関係はちゃんとありますが、厳しくなく和気あいあいとやっている部活だと思います。(本日が初めての学連の試合でしたが)他大の選手と一緒に射てる機会が今まであまりなくて、またリーグ戦などの対戦では一つの大学と対戦しますがこの大会は複数の大学の選手と一緒に競技するので、良い経験になりました。(4年間の目標は)五輪選手になりたいです」
林凌司(理工1=富士)
「(大学でアーチェリーを始めた理由は)新しいスポーツをやりたいなと思ってアーチェリーを始めました。なぜアーチェリーを選んだのかは楽しそうだったからです。ずっと野球をやっていました。(アーチェリー部の雰囲気は)試合中の応援も盛り上がっていて、すごく楽しい部活だと思います。体育会の割には上下関係もあまり厳しくなく、楽しくやれています。(本日が初めての学連の試合でしたが)独時の雰囲気がありました。いつもの雰囲気と違っていて、あまり自分の力が出せなかったです。(4年間の目標は)レギュラーメンバーとして活躍していきたいです」
前田
「(アーチェリーを始めた理由は)何かスポーツをしたかったから。運動苦手なんですよ。アーチェリーならあんまり走らないし、できるかなって。(高校では)水泳やってました。でも故障しちゃって。国体で頑張って結果を出せたので辞めようと思いました。(部活の雰囲気は)体育会なのでしっかりしていますし、先輩も優しいです。和やかに練習できてますね。(今日試合してみて)試合だと緊張して体が硬くなってしまいました。やっぱり練習とは違いますね。的に当てなきゃと真剣になりすぎました。引き込むのが早かったと思いますし、びびってしまって堂々と引けなかったです。(4年間を通しての目標は)インカレに出ることです。自分の力に見合った目標を見付けて、その都度達成していきたいです。今年中に640点を出したいですね。試合で戦えるようになりたいです」
牧口直樹(商1=横浜緑ヶ丘)
「(アーチェリーを始めた理由は)叔父が四国代表のアーチャーなんで、中3から始めました。叔父に教えてもらいました。高校ではアーチェリー部でした。(部活の雰囲気は)元気で楽しいです。代関係なく仲が良いです。先輩も教えてくれますし、同じラインで練習してくれます。(今日試合してみて)ふがいない結果ですね。練習通りにできなかったし、集中力が続かなかった。先輩の安定した射形をみて改善していきたい(4年間を通しての目標は)王座出場です。そのためにも今年は56代(1年生)全体のレベルアップをしていきたい」
増田
「(アーチェリーを始めた理由は)高校で弓道やってたんですけど、練習場が遠かったので。大学では新しいことがしたかったし、弓道と似てると思って。(部活の雰囲気は)親しみやすくて、わいわい明るい感じ。楽しいです。先輩も指導を仰ぐとしっかり教えてくれますし、頼りになります。(今日試合してみて)練習と同じようにできるようになれていきたいですね。(4年間を通しての目標は)部の仲間と全国に行きたいです。個人的には上の方に食い込んでいきたい。今の目標は3年生の先輩と一緒に戦えるようになること。春に全国で戦えるようになること」
永野裕也(理工1=明大明治)
「(アーチェリーを始めた理由は)親戚がやってたので、勧められたのがきっかけです。興味もあったし、体験してみたら面白かったので。(高校では)吹奏楽部でサックス吹いてました。(部活の雰囲気は)体育会系なのでもっとビシバシやられるかと思ってました。予想してたような厳しさじゃなかったです。楽しいですね。(今日試合してみて)50mが当たらなくて。練習不足ですね。30mはいつも通りにできました。(4年間を通しての目標は)具体的には立ててないですね。全部の競技に出られるような選手になりたいです。アーチェリーを生涯のスポーツにしたい」
牛久保早紀(政経1=大妻多摩)
「(アーチェリーを大学で始めた理由は)自宅の近くにアーチェリーの射場があって、小さいころからそこで競技している人たちを見ていてやってみたいと思って、アーチェリーを始めました。高校の頃は何もやっていませんでしたが、中学のころはダンス部に所属していました。(アーチェリー部の雰囲気は)楽しくて明るいです。アーチェリーは個人スポーツですが、周りが支え合ってプレーする側面もあると思います。(先輩や同期の雰囲気は)上下関係は体育会の中ではそれほど厳しくないと思います。(本日が初めての学連の試合でしたが)緊張はありました。雰囲気はいつもの練習とは違いました。応援も少なくて、個人スポーツだなと思いました。(4年間の目標は)女子なので王座出場を目指します」
平塚まな(商1=水戸二)
「(アーチェリーを始めた理由は)面白そうと思って。いろんなスポーツがやりたかったし。(高校では)なぎなたやってました。でも明大にはなぎなたはなかったので。(部活の雰囲気は)楽しいです。先輩は尊敬できるし、打ち方を見てくれます。でも楽しむときは楽しむって感じです。(今日試合してみて)できないことがいっぱいでした。課題が見つかりましたね。(4年間を通しての目標は)深澤先輩みたいに点数が出せるようになりたいです。今年中に600点出したい」
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