明大から6人の選手が全日本へ/東日本選手権
全日本選手権の予選会である今大会。女子は上位10人、男子は上位9人が全日本選手権へと駒を進められる。明大からは西野友毬(政経1=私立武蔵野)、佐々木彰生(政経4=武相)ら6人が全日本選手権出場を決めた。
納得のいく演技を披露した。SP(ショートプログラム)ではトリプルルッツ、ダブルトーループのコンビネーションジャンプを決めると、次々にジャンプを決めた。ノーミスで氷上を舞い、強敵・今井(大東文化大)を抑えての1位に立った西野。「一つジャンプをループからサルコウに変えてしまったけど、ノーミスなのは良かった。ループにすればまだ得点は伸ばせる」と課題も見えている。FS(フリースケーティング)では全てのジャンプを着氷させるも、回転不足による減点が響き2位。総合で今井に1位を譲ったが「久々に試合ができた。いい内容だったと思う」と笑顔を見せた。
確かな自信を持っている。SPではコンビネーションジャンプが完璧に決まらなかったが、トリプルアクセル、トリプルフリップを決め大きなミスなく演技をまとめた。村上(陽進堂)、中村(立大)らトップスケーターに次ぐ3位に付いた佐々木であったが、点差はトップと6点。逆転は十分に狙えた。勝負のFSでは最終滑走。「緊張した」こともあってか冒頭のトリプルアクセルが回転不足。続くトリプルトーループを決めるも残りのジャンプは回転不足が目立った。FSでも3位となり、村上、中村に次ぐ総合3位で今大会を終えた。しかし、「すごい能力は上がってきている」と自信をのぞかせる。
大舞台である全日本選手権の切符をつかんだ6人の明大の選手たち。これからのスケーター人生にも関わる大会だけに、どこまで上に行けるかに注目が集まる。
大舞台である全日本選手権の切符をつかんだ6人の明大の選手たち。これからのスケーター人生にも関わる大会だけに、どこまで上に行けるかに注目が集まる。
[谷口剣太]
全日本選手権出場者
◆石川翔子 いしかわしょうこ 文4 日本橋女学館高出 166cm
2010年度全日本選手権 9位
2011年度NHK国際競技大会 10位
2010年度全日本選手権 9位
2011年度NHK国際競技大会 10位
◆高山睦美 たかやまむつみ 商4 麹町学園女子高出 146cm
2011年度全日本選手権 18位
2011年度日本学生氷上競技選手権 1位
◆西野友毬 にしのゆうき 政経1 私立武蔵野高出 157cm
2011年度全日本選手権 8位
2012年度ガルデナスプリングトロフィー 2位
2011年度全日本選手権 8位
2012年度ガルデナスプリングトロフィー 2位
◆佐々木彰生 ささきあきお 政経4 武相高出 163cm・59kg
2009年度全日本選手権 9位
2010年度オンドレイネペラメモリアル 1位
◆松村成 まつむらじょう 政経3 武相高出 173cm・58kg
2011年度全日本選手権 21位
◆野添紘介 のぞえこうすけ 商1 東福岡高出 167cm・58㎏
2011年度インターハイ 10位
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