(96)11月2日 A、B共に伝統の一戦に向け練習

2012.11.03
 筑波大との接戦を制し、4戦全勝で帝京大と共に対抗戦首位となった明治。3日の対抗戦、4日ジュニア選手権共に慶応戦を控える。この日、A、B両チームのジャージー授与式が行なわれた後に、各チームで最終調整に入った。コミュニケーションを取り合い、一つ一つのプレーを確認する選手たち。伝統の一戦、魂のタックル・慶応を圧倒する準備ができた。

 筑波大を下し、早慶明3校が初めて筑波大に敗戦するという危機は脱したものの、ハードな戦いは続く。この先の相手は伝統校の早慶に加え、大学選手権3連覇の帝京大。まずは慶応戦に勝利し全勝を守れば、いよいよ優勝が現実味を帯びる。春季の招待試合で40―19と慶応に快勝しているが、何が起こるか分からない伝統の一戦。対抗戦で慶応は、帝京大を相手に後半をノートライで凌いだ。魂のタックルと表現される粘り強いディフェンスに、明治のアタックがどこまで通用するのかがカギとなってくる。

 一方ジュニア選手権は帝京大、筑波大と2連敗中。優勝には黄色信号となっている。現在の順位は帝京大、早稲田に次いで、慶応と同じく3位。自力優勝はついえたものの、ひとまず慶応戦に4トライ以上で勝利することが、目下の課題となっている。昨年のジュニア選手権は2ndフェーズで慶応に敗れ去った。その因縁の相手にリベンジを果たす。

[和田孟]

◆対抗戦 対慶応戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR 石原 慎太郎(政経4=国学院久我山) 9.SH 山口 修平(政経3=佐賀工)  16 勝木 来幸(営2=常翔学園)
2.HO 石沢 敦(文4=国学院栃木) 10.SO 染山 茂範(政経4=佐賀工) 17 須藤 元樹(文1=国学院久我山)
3.PR 榎 真生(政経4=流経大柏) 11.WTB 小澤 和人(営3=国学院久我山) 18 梁 哲盛(営4=大阪朝鮮)
4.LO 比果 義稀(文3=京都成章) 12.CTB 西村 雄大(農3=高鍋) 19 古屋 直樹(商4=日川)
5.LO 寺田 大樹(文2=秋田工) 13.CTB 猿楽 直希(政経4=東福岡) 20 加納 遼大(文2=常総学院)
6.FL 大椙 慎也(法2=国学院久我山) 14.WTB 村井 佑太朗(政経2=秋田工) 21 田村 熙(営1=国学院栃木)
7.FL 竹内 健人(営4=天理) 15.FB 高平 裕輝(法3=国学院久我山) 22 西橋 誠人(商2=桐蔭学園)
8.No.8 堀江 恭佑(商4=東京)

◆ジュニア戦 対慶応戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR 勝木 来幸(営2=常翔学園)
9.SH 村島 亮平(政経2=常翔啓光学園)

16 光田 佳史(営4=大阪桐蔭)
2.HO 圓生 正義(政経3=常翔学園)
10.SO 田村 熙(営1=国学院栃木)
17 須藤 元樹(文1=国学院久我山)
3.PR 松波 昭哉(政経2=東福岡)
11.WTB 佳久 創(法4=愛知)
18 梁 哲盛(営4=大阪朝鮮)
4.LO 友永 恭平(政経4=大阪工大)
12.CTB 松本 憲幸(文3=国学院久我山)
19 前田 一平(情コミ4=東海大仰星)
5.LO 古屋 直樹(商4=日川)
13.CTB 西橋 誠人(商2=桐蔭学園)
20 茂木 直也(商3=深谷)
6.FL 圓井 文也(商2=常翔学園)
14.WTB 加納 遼大(文2=常総学院)
21 水野 拓人(情コミ2=東海大仰星)
7.FL 安永 賢人(営1=長崎北) 15.FB 紀伊 皓太(文1=日川)
22 齊藤 剛希(商1=筑紫)
8.No.8 朴 鐘圭(商3=大阪朝鮮)