ベスト16止まりで結果振るわず、関西勢に完敗/全日本学生個人選手権
後期初の大きな大会である個人インカレを迎えた明大。大貫洋平(文2=東海大相模)と石田圭吾(文1=)がベスト16に入ったものの、3、4年生は振るわぬ結果に終わった。
大貫は試合前から、4回戦で当たる松本(同大)を警戒していた。試合では、開始30秒で抑え面突きを決められ後がなくなる。大貫はカウンターから1本を狙うものの松本の蹴りが大貫の胴を捉え、0―2で完敗した。「松本対策はした」ものの「力だけでなくうまさもあった」と予想以上の松本の能力に対応し切れなかった。しかし「まあまあ手応えはつかめた」と前向きな言葉も聞けた。
石田は1回戦に焦点を当てていた。1回戦の相手は高総体の決勝で負けた東山(芦屋大)。「組みで負けていたので足腰を鍛えた」と互角の戦いとなったが、判定勝ちで駒を進めた。しかし、4回戦では昨年の覇者・辻(立大)の前に完敗。「負けた相手は強かった」と普段は強気な石田も、この敗戦に渋い表情を浮かべていた。
3、4年生の結果が振るわなかった明大。「自分の拳法ができていない」と高村潤監督は嘆く。1、2年生の結果は決して悪くないだけに、11月に行なわれる新人戦では好成績が期待できそうだ。しかし、このままでは4年生にとって最後の大会である府立大会は厳しい戦いになりそうだ。
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