(23th Period) 寮紹介(後編)
――上野選手の得意料理は何ですか。
上野:得意料理、何だろう……。特にないけど、オムライスは結構人気ありますよ。
――作り方にこだわりとかはあるんですか。
上野:愛情込めてますよ(笑)あれだな。半熟のたまご。なるべく、マーガリンやバターを一緒に入れて混ぜるとふんわりするよ。
北島:そうそう。
松坂:お野菜お洗いしましたー♪
北島:あ、魚肉ソーセージいります?
おちゃめな北島選手。前菜として、魚肉ソーセージをいただきました。
――普段から鍋料理は多いですか。
上野:そう言えば久しぶりだな。というか豆腐ないのかよ(笑)。鍋やるって言ってたのにも関わらず。
北島:他のもの買うので精一杯でした。
上野:うん、見栄え悪いな。
北島:他(の部屋)は土鍋でやりますもんね。
上野:俺らは違うもんな。見栄えがアウトだもん。
北島:でも、いつもおいしくないですか?
上野:いや、うまくない鍋って…。
佐藤永:斬新ですよね。
北島:土鍋、どこいったんですか。
上野:いや、あれは元々俺らのじゃない。
松坂:上野さん、おなかすきました。
味見をするのは下級生の仕事。真剣な顔で確認します。
上野:いや、こう見えてしっかり調味料とか考えてるよ?
北島:でも、確認しときたいじゃないですか。
上野:じゃあ、頼んだ。…どう?みっきー(北島)シェフ。
北島:熱っ! でも…オッケーです!
松坂:おいしそうじゃないですか!
上野:だから、うまくない鍋って…。
北島:もう一本魚肉ソーセージいります?
上野:そんなにいらねぇだろ。
北島:自分、地元の実家は…。
上野:何だ、地元の実家って。
北島:あ、地元の実家って言っちゃった。魚肉ソーセージよく食べるんですよ。
一同:へぇ~。
佐藤永:みんな、どんぶりで何杯も食べますね。
上野:逆に自分らどれくらいなの?お茶碗1杯とか?
北島:じゃあ、この量大丈夫なんですかね。
上野:大丈夫だ。経験させとこう。みっきー、どんぶり取って。
佐藤永:寮の実態ってやつですよね。
というわけで、かなりの量のご飯をよそってもらうことに…。
上野:あーっ!締めのうどん買ってくるの忘れた…。
佐藤永:ラーメンの麺ならありますよ。
松坂:自分もあります。
上野:じゃあ、それでいこう…食べますか!
佐藤永:食べましょう!
一同:いただきます!
上野:うまい?
佐藤永:めっちゃうまいです。
北島:自分のご飯、めっちゃべちゃべちゃじゃないですか!
――部屋で一緒に食べる醍醐味(だいごみ)は何ですか。
北島:安い!
佐藤永:楽しい!
――夕飯の時はどんなことを話しますか。
上野:俺はあまりしゃべらないよね。基本、食事の時は黙って食べることに集中したいからさ。
松坂:自分もそうですね。
上野:みんなそうだよね。とりあえず食べて、ガーッと。そんで、一段落したらわいわい話す。お腹に入れて余裕ができないとさ。
佐藤永:最初は無言ですよね。黙々ともぐもぐ…。
上野:普段、何の話してるだろうね。何の話しているかも覚えてないや。
佐藤永:意識してないですもんね。
北島(AKB48の大ファン):AKBじゃないですか?
一同:……。
――他のスポーツの話とかはしますか。
上野:最近はみんなサッカー見てる。ただ、深夜にやることが多いじゃん?だから、俺はあまり見ないかな。睡眠の方が大事だから。
――ごちそうさまでした。かなりの量でしたね。
上野:まぁ、一般学生とは違うよな。
北島:本野さん(亮介・商4=北海道清水)はかなり食べますよね。
上野:すごいよな。鍋5回戦とかいくらしいし。部で一番食べるんじゃないかな。
北島:あ、魚肉ソーセージいります?
――ご協力いただいた選手のみなさん、ありがとうございました。
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