和洋女大下し、3部リーグ戦を7位で終える/関東大学女子3部リーグ戦
作戦がピタリとはまった。前半、和洋女大の3Pシュート攻勢に苦しんだ明大は、ハーフタイムで修正を図る。すると、第3クォーター、相手の3Pシュートは0本。わずか10点に抑える好守を見せる。そこからリズムが出てきた明大は、伴真衣香(文1=東京成徳大)がバスケットカウント2本を含む12点の活躍を見せる。ここで一気に逆転した明大。8点ビハインドを8点リードに変え、57―49で最終クォーターへ。
スコアラーとして成長した伴
第4クォーターも攻撃の手を休めない。インサイドでは内田美緒主将(理工4=明星学園)がリバウンドを押さえ、相手のセカンドチャンスをつぶす。オフェンスではG(ガード)の野路麻衣(理工3=金沢西)がドライブから自ら得点を重ねる。相手にドライブからの得点を許したが、それを上回るオフェンス力で和洋女大を圧倒。残り15秒には、速攻から伴が決め、78―68でリーグ最終戦を勝利で飾った。
ドライブから得点を挙げた野路
今季のリーグ戦は7位で幕を閉じた。今季は女子バスケットボール部初のスポーツ推薦の内田と工藤安沙子(国際4=東京成徳大)のラストシーズン。リーグ戦最後の試合を終えた内田は「昨年より上位に行けたからとてもうれしい」と笑顔を見せた。工藤も「やり切ったという達成感がある」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
内田と工藤が入部した当初は、部員が5人しかいないため、1人でもケガをすれば試合に出られないような厳しい環境。その中から、ここまで積み上げてきた2人の功績は大きい。
残すは11月上旬から行われる六大学リーグ戦。4年生にとっては最後の試合となる。「最後の試合は楽しみたい」(内田)。4年生に残されたバスケットボール部での時間はあと1カ月を切っている。
[野田樹]
<選手のコメント>
内田
「勝った試合だったけど、流れの中で満足のいく試合ではなかった。でも7位という結果は素直にうれしい。今年の目標は2部昇格だったからその悔しさはあるけど、女バス史上初の順位なのでうれしい。(リーグ全体を振り返って)昨年までは競っている試合も負けている試合もダラダラしていたけど、今年は追い付いてリードするっていう試合が多かった。負けず嫌いが集まっているから、それが結果に出たのが良かった。一番の収穫は団結力。トーナメントの時は意見とかもバラバラだったけど、やっぱり一つになったと思う。全員の勝ちたいっていう気持ちがつながった。1年生の頃は環境が悪くて、練習メンバーもいなかった。5対5もできない状態で試合をやらなくちゃいけなかった。今は11人いることがすごく幸せ。六大学対抗はとにかく楽しみたい。公式戦は負けちゃいけないとかあったけど、もう3年間やっている相手だから楽しんでいくだけ」
主将としてチームを支えた内田
工藤
「(第3クォーターで逆転しましが)前半は向こうの3Pシュートにやられてしまった。得点の半分以上を決められた。ハーフタイムで相手を分析して、それがうまくいって後半は相手の3Pシュートが入らなくなった。(最後のリーグ戦となりましたが)去年より順位が上がったことがうれしい。それだけに最初の試合での負けが悔やまれる。いまはやり切ったなという気持ち。達成感がある」
野路
「ひとまず昨年より順位が上がって良かった。このリーグ戦通してずっと出だしが悪くてそれが課題だった。今日の試合は相手が後半疲れてきたっていうのもあって、明治として立て直せたと思う。最後は自分たちがやりたいプレーができていたので良かった。このチームでする最後の公式戦だったから個人的に楽しもうと思った。やっぱり最後だったからアップの時から緊張していた。個人的には後半に3Pシュートが1本決まったので自信もついて積極的にリングに向かった。(リーグ全体を振り返って)1年生が入って昨年よりもレベルが上がった。それなのに思うようにできなかった時期もあったりした。今日もできていたわけではなかったけど7、8割はできていたと思う。課題はやっぱり出だし。個人的にはこのリーグでガードとしての役割をあらためて実感した。チームを立て直すのがガードで、ゲームメークする役割の重要性を実感した。11月の六大学対抗は本当に最後なのでチームでも個人でも悔いのないように、全員で戦いたい」
伴
「今日の試合は自分たちのタイミングでシュートが打てなくて、相手に打たされていた。でも3、4クォーターは思いっ切りシュートを打てたので良かったと思う。やっぱり4年生にとって最後だったから絶対に勝たせてあげたいというか、勝って終わりたいという気持ちで臨んだ。(リーグ全体を振り返って)悔いの残るリーグ戦だった。迷わないでもっと自信を持ってシュートを打てたら良かった。六大学対抗は早大とか格上の相手とやるから躊躇(ちゅうちょ)しないで自分たちのバスケを貫きたい」
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