日大に勝ち、リーグ戦5勝目を挙げる/関東大学1部リーグ戦
第1クールで勝利を収めている大東大と対戦した明大。第3クォーターまでは互角の戦いを見せたが、最終クォーター終盤に点差をつけられてしまう。ここで踏ん張ることができず、リーグ戦の戦績を4勝9敗とした。
スターターは、安藤誓哉(情コミ2=明成)、中東泰斗(文2=光泉)、目健人(政経3=京北)、森山翔太(情コミ3=東海大附四)、皆川徹(営2=京北)。
安藤と中東の負担が大き過ぎた。41―44から始まった最終クォーターは、序盤に得点を許し点差が7点に広がってしまう。明大の初得点は残り5分。中東が右45度からシュートを決めると、その後も中東が3Pシュートとスティールから速攻を決め、何とか大東大に食らい付く。大東大も岸本(大東大)のカットインから多彩な攻撃で得点を重ねる。じわじわと点差が広がるが、明大は安藤と中東以外が得点を挙げられない。
残り1分40秒、目の連続3Pシュートも不発に終わり、皆川もゴール下での1対1を決め切れない。ついにはリバウンドを大東大に押さえられ、苦しい状況に追いやられる。残り1分、52―59の7点差から明大はファウルゲームに持ち込み、安藤が2連続で得点を決めるが万事休す。大東大は岸本が落ち着いてフリースローを決め、結局56―66で、リーグ戦9敗目を喫した。
前半こそインサイドで皆川の存在感があったものの、後半の勝負どころで鎌田(大東大)にインサイドを抑えられてしまった。そこからリズムが崩れた明大。今までなら安藤と中東がチームを立て直していたが、今回の試合では負担が大き過ぎた。中心的存在の2人だが、まだ2年生なだけに3年生の力なくしては勝てる試合も落としかねない。
<日大2回戦>
日大との2回戦でやっと4連敗から脱した。明大はリードを許す場面もあったものの、後半では勢いに乗り77-71で勝利をつかんだ。
スターティングメンバーは安藤誓哉、中東、目、森山、皆川。
第1クォーターは日大ボールで始まった。198cmの皆川がパワードリブルからシュートを決めると、目も立て続けに3Pシュートを沈める。序盤はリードしていた明大だったが、後半はシュートが入らずリバウンドも思うように取れない。その間に相手は点差を縮め、17-20と逆転されてしまう。
リードを許す形で迎えた第2クォーター。目の3Pシュートがさく裂する。皆川も厳しい体勢からシュートを決めると、バスケットカウントをもらい30-28。逆転に成功するも、皆川のシュートを境に両チーム無得点の時間が続く。シュートチャンスをものにできない明大。日大のディフェンスに阻まれゴール下に入ることも難しい。一方、日大は無得点時間から抜け出し次々と点を稼ぐ。残り6秒で日大にシュートを決められ、35-39とまたもリードを許しハーフタイムへ。
同点で迎えた第4クォーター。日大の得点が続くが、中東と皆川がゴール下でシュートブロックを決める。また攻めのディフェンスで相手に24秒バイオレーションを誘発させる。ここに来て安藤もミドルシュートやドライブからのレイアップシュートでリングを揺らす。この時点で71-68と徐々に点差が開き始める。西川もミドルシュートを決め、オフェンスリバウンドにも積極的に飛び込んだ。残り1分、最後までチャンスをうかがい、パスをつなぐもシュートにつながらない。最終的に77-71で明大に勝利に終わった。
今日の勝利で「首の皮一枚つながった」(安藤)と入れ替え戦の危機を回避できた。しかし残りの4戦も勝利しなければ厳しいのが現状だ。リーグ戦も終盤に差し掛かり、選手たちの疲労も相当なもの。まずは来週、和泉キャンパスで行われる拓大とのホーム戦に万全の状態で臨みたい。
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