
帝京大にDチーム快勝! Cチームは悔しい結果に/練習試合
霧雨が降る中で始まったCチームの試合。試合開始から、タックルが決まらずに帝京大に押されゲインを許す場面が続く。反撃に出たい明治であったが、テンポよい攻撃ができない。その中で個人技を中心に敵陣奥深くに侵入するものの、トライを決め切れない。すると前半12分には先制トライを許してしまい、その後の攻撃も断ち切れずに4トライを取られ0-33で前半を折り返す。
これ以上点差を離されたくない後半。「後半は修正して、泥臭いプレーができた」(南宗成・商2=大阪朝鮮)。安定感のあるタックルやセットプレーで、帝京大に主導権を握らせない。ターンオーバーで好機を演出する場面も増え、帝京大に意地を見せる。後半31分には左CTB紀伊皓太(文1=日川)がラックから出されたボールを受け取り、ハーフウェイから突破しチーム初トライを奪う。36分には齊藤剛希(商1=筑紫)がトライを決めるが、14-45でノーサイド。1年生の活躍が目立ったものの、帝京大に圧倒される結果となってしまった。
後半になっても勢いは止まらなかった。明治Dチームは常に敵陣でのプレーを保つ。後半26分には右FL川口達慎(情コミ3=筑紫)がゴール前へ大きくゲイン。パスを受けたHO光田佳史(営4=大阪桐蔭)がインゴールに押し込んだ。また後半でもFWの勢いは衰えず、最終スコアは36―14。後半は無失点に抑え、夏の菅平での雪辱を果たした。
結果は明暗が分かれたC、Dチームであったが、両チームとも王者相手に粘り強いプレーを見せた。対抗戦の帝京大戦まではあと約1カ月。Aチームにも良い刺激になったはずだ。また、この試合ではDチームで2トライを決めたSH浦部岳之(法1=桐蔭学園)など、1年生の活躍も目立った。今後のチームを担っていく選手たちに期待が高まる。
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