茨城大に圧勝も納得いかず/関東大学女子3部リーグ戦
相手のミスで流れを引き寄せた。第1クォーターの序盤は点の取り合いとなる。相手の先制で始まると、徳永早紀(理工4=湘南工科大附)がバスケットカウントを決める。その後、再びフリースローやゴール下のシュートで逆転されてしまう。しかし中盤以降は明大のペース。小島つばさ(国際3=東京成徳)が3Pシュートを決めると、内田美緒主将(理工4=明星学園)を中心に得点を重ねる。一方で茨城大は24秒のバイオレーションやトラベリングを取られるなど精彩を欠いた。相手のミスもあり、28―8で第1クォータを終えた。
しかし第2クォーターの序盤、両者ともシュートが決まらない。嫌な流れを先に脱したのは茨城大だった。終盤に3Pシュートを含む連続得点を許し、41―27と点差を縮められてしまった。
後半も出だしに苦しんだ。第3クォーターも開始2分の伴真衣香(文1=東京成徳)のフリースローまで無得点。第4クォーターの序盤も、内田のフリースロー以降は7分まで無得点。しかし中盤以降得点を重ね、点差を広げる。また相手もことごとくシュートを外し、リードを保った。明大は各クォーターの中盤以降を制し、86―56と30点差で勝利した。
大勝したが「集大成とはいえない試合」(内田)と納得しなかった。第1クォーター以降、各クォーターの序盤に得点できず、何度も流れが傾きかけた。しかし茨城大もシュートを外し、バイオレーションを取られるなど「相手のミスに助けられた」(内田)試合だった。明日は和洋女大との対戦。勝利すれば、昨年の9位を上回る7位になる。今試合の課題を克服し、有終の美を飾りたい。
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