
まさかの逆転負け、ベスト8に終わる/関東大学選手権
まさかの逆転負け、ベスト8に終わる/関東大学選手権
昨年、創部初の準優勝を果たし今年も好成績を残すことを目標としていた。しかし、準々決勝、駒大戦の副将戦での栗田秀哉(政経2=日本航空)の逆転負けから巻き返せず惜敗。悔しい結果となった。
勝利まで残り4秒であった。副将戦までは1勝1敗1分と強豪、駒大と接戦を繰り広げた。勝負の行方を左右する副将戦で「体重差がある相手だったので、倒されてからの一本は気を付けていた」と冷静に試合に臨んだ栗田。開始序盤から前に出ていく。続けざまに上段突きで3ポイント獲得すると、試合を優位に進める。終盤に有効を取られたものの、ポイントは3-1。勝利は近づいていた。しかし、残り4秒で試合はひっくり返されてしまう。試合前から気を付けていた、倒されてからの一本を取られてしまった。これでポイントは3-4。残り4秒では巻き返せず、まさかの敗北。続く大将戦の久保田隼也(政経3=拓大紅陵)は引き分け。駒大に1勝2敗2分けで敗れてしまった。
結果は出なくても、収穫はあった。1回戦の立大戦では先鋒(せんぽう)の松本拓也主将(法4=世田谷学園)、次鋒(じほう)の金谷隼達(法3=世田谷学園)が敗北。流れは完全に立大のもの。しかし、2連敗から清水良介(政経4=世田谷学園)、金沢亜門(法2=拓大紅陵)、久保田が3連勝を飾った。「悪い流れを断ち切って勝てたことはこれからにつながる」(松本)と自信をのぞかせた。
上位進出は逃してしまったが、インカレ出場権は獲得した。強豪校がそろう関西勢が加わり、より厳しい戦いが予想される。しかし、今大会の悔しさを糧に上位進出を狙う。
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