後半リードを許し筑波大に敗れる/関東大学1部リーグ戦
スターターは、安藤誓哉(情コミ2=明成)、中東泰斗(文2=光泉)、目健人(政経3=京北)、西川貴之(情コミ3=東海大附四)、皆川徹(営2=京北)。
明大のリズムで試合を運ぶことができなかった。前半を29―34の5点差で折り返したものの、後半はインサイドを抑えることができなかった。第3クォーター、開始早々武藤(筑波大)にフリースローを与えると、続けて西村(筑波大)のカットインからゴール下でフリーになった細川(筑波第)が決め29―38。インサイドで攻めてくる筑波大に対応し切れない明大はファールがかさんでしまう。しかし、残り2分、両方のチームファールが5つになると安藤がカットインから3連続で得点を決め、終了間際にもカットインからアシストを決める。筑波大も譲らない。安藤が奮起したものの点差は縮まらず、46―57で第3クォーターを終える。
第4クォーター、入りでこの試合初めて明大に流れが傾きかけたものの、ここで点数が伸びない。結局、つかみかけた流れは筑波大に持っていかれ、残り4分には20点差がついてしまう。残り1分、土井慧吾(政経2=日本学園)が豪快にダンクシュートを決めたものの、リングはむなしく揺れる。終始流れをつかめなかった明大は62―79で敗れ、リーグ戦の戦績を4勝8敗とした。
明大は若いチームだけに、勢いに波がある。前半こそ4勝5敗で終えたのも、ディフェンスで相手の点数を最小限に抑えられていたことが大きい。しかし、今週の試合はいずれも大差をつけられ大敗。チームの形が崩れかけている。「ディフェンスから見直していかなければならない」(安藤)と課題は明確だ。
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