金井、鈴木快が各種目で2位入賞/全日本学生新人戦東日本大会

ポイントレース決勝に残った帖地(左)、金井、市山
◆9・30 第48回全日本学生自転車競技トラック新人戦東日本大会(境川自転車競技場)
▼男子4kmインディヴィデュアル・パーシュート
鈴木快――2位
麦倉――予選敗退
▼男子ポイントレース
金井――2位
市山――12位
鈴木雄――棄権
帖地――14位
新体制のチームで幸先よく滑り出した。インディヴィデュアル・パーシュート(個人追い抜き)で鈴木快幸(政経2=横浜)が2位入賞。その勢いに乗るように、金井誠人(法2=日大豊山)もポイントレースで2位入賞を飾った。
インカレのロードレースでも完走と、成長の兆しを見せる鈴木快が表彰台を飾った。一定のペースを保つことが必要とされる個人追い抜き。予選から快調なペースで5分3秒代を記録し、上位2人が進む決勝に2位で通過する。そして迎えた決勝戦、相手のペースを見計らい2周目でペースを上げたことが、後半に大きく影響し失速。予選より3秒以上タイムを落としてのゴールとなった。「同じペースを保たなければいけないと改めて思った」(鈴木快)と入賞を果たしながらも、この種目の難しさを痛感したレースとなった。
ポイントレースでも、国体を直前に控える金井が2位入賞。「いつもと違いスプリントでポイントを取りに行くことを意識してやった」(金井)と国体へ向けた調整の意味も込めて臨んだこのレース。3回目のポイント周回と最終回をトップで通過し、その他のポイント周回でもコンスタントにポイントを稼いでいく。中大の山本に11ポイント差で優勝こそ逃したが、堂々の2位で国体につながるレースとなった。
新体制で新たなスタートを切り出した自転車部。「これからは2、3年生が自分たちが主役で走るんだという自覚を持ちで成績を上げてほしい」(荒川和宏監督)と西沢倭義(農3=北桑田)を新主将に据え挑戦が始まった。最大目標であるインカレで強豪校に一矢報いるために、チームの底上げに取りかかる。

2位入賞を飾った鈴木快
試合後のコメント
荒川監督
「鈴木快は予選でいい走りをしてくれた。しかし決勝で少しタイムを落としてしまった。その点が今回の反省。決勝では帖地(森・営1=北桑田)市山(襄・政経2=法政二)は自分の走りをできなかったが、予選は良かった。それを今後につなげてほしい。これからは2、3年生が自分たちが主役で走るんだという自覚を持ち、成績を上げてほしい。自覚を持って臨めば必ず成果は付いてくる。(新主将の西沢は)彼はもともとリーダーシップがある。あとは自分自身でも常に勝ちにこだわるっているので信頼している」
鈴木快
「決勝は予選より3秒落ちた。前半に上げ過ぎてしまった。相手の選手が速くて2周目を上げようとして終わってしまった。3周目で垂れ初めて4周目で完全に垂れた。同じペースを保たなければいけなと改めて思った。目標は5分50秒台に乗ること」
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