残り3秒で逆転し早大に勝利/関東大学1部リーグ戦
早大に劇的な逆転勝利を収めた。序盤は一進一退の攻防が続くが、終盤に突き放されてしまう。しかし残り約1分から巻き返しを見せる。ラスト3秒で安藤誓哉(情コミ2=明成)が逆転シュートを決め、僅差で勝ち星を挙げた。
第3クォーターが終わって43―47。早大がリードを保ち、第4クォーターを迎えた。序盤、明大は安藤、中東泰斗(文2=光泉)のシュートで追い上げる。早大も河上、木村が得点を挙げ、応戦。中盤以降も安藤のドライブからのレイアップシュートや、目健人(政経3=京北)のシュートが決まるが、再び突き放されてしまう。さらに終盤、皆川徹(営2=京北)が5ファウルで退場。木村にバスケットカウントを与え、点差が開く一方。反撃に出ようとするも、池田(早大)にインターセプトされてしまう。この時点で、残り1分を切り4点差と絶体絶命。しかしここから怒とうの追い上げを見せた。まず目が3Pシュートを決める。明大は決死のファウルゲームに出て逆転の機会を狙った。すると早大はフリースローを外し、アンスポーツマンライクファウルも取られるなど焦りを見せ、得点を決められない。そして残り3秒、安藤がジャンプシュートを決め逆転。早大は反撃に出るも、トラベリングを取られ万事休す。65―64で明大はリーグ戦3勝目を挙げた。
来週の日体大戦で1クール目を終えるリーグ戦。それだけに週末を勝ちで終われたことは大きい。試合後選手は「本当にうれしい」(目)と頬を緩めた。塚本ヘッドコーチも「今日みたいなゲームで誓哉(安藤)は決める。誓哉は持ってる」と称賛。この勢いで来週の日体大にも勝ち、4勝で1クールを締めくくりたい。
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