最終クォーターに逆転許し専大から勝ち星奪えず/関東大学1部リーグ戦

 昨年8位の専大と対戦した明大。第3クォーターまでわずかなリードを守ったものの、最終クォーター、再三のチャンスを決め切れず3点差で負けを喫した。

 スターターは、安藤誓哉(情コミ2=明成)、中東泰斗(文2=光泉)、西川貴之(情コミ3=東海大附四)、伊澤実孝(政経1=愛産大工)、土井慧吾(政経2=日本学園)。

 再三のチャンスを決め切れなかった。第3クォーターまでわずかなリードを守った明大。しかし、最終クォーター、残り3分に宇都(専大)を止め切れず64―65で逆転を許してしまう。

 ここで明大は土井に代えて西川を投入。西川はフリーからシュートを2本放ったものの、どちらもリングに嫌われてしまう。明大も堅いディフェンスで専大の追加点を許さない。残り50秒にはスティールから、安藤の1対1となるが、相手ディフェンスに阻まれここも決め切れない。残り15秒に、安藤がドライブで切り込み得点を狙うが、オフェンスファールを取られてしまう。

 しかし、ここでチャンスが訪れる。残り7秒に明大がファールゲームで相手にフリースローを与えるも、ここで宇都(専大)は2本とも外してしまう。2本目のリバウンドを押さえたかった明大だが、ルーズボールが専大ボールに。再びフリースローを与えると、宇都が2本とも決め64―67と3点差になる。

 残り3秒で明大はタイムアウトを取り、最後の攻撃へ。水口雅也(法2=福岡大大濠)も投入し、3Pシュートでの延長を狙う。目健人(政経3=京北)が強引に3Pシュートを放ったものの、決められず、あと一歩及ばず専大に負けを喫した。

 今回の試合では「宇都(専大)は40点くらい取らせていいことにして、インサンドの長谷川、樋口(専大)の得点を抑えるように言った」(塚本ヘッドコーチ)の作戦通りにはなった。宇都は42点を取ったものの、長谷川と樋口を19点に抑えている。しかし、あと一歩のところで決め切ることができなかった。

 今日の試合で中東は23得点を挙げ、先週からの好調を維持している。安藤もシュートを決め切れなかったものの要所で強心臓ぶりを見せた。

 明日は早大との一戦を迎える。現在明大は2勝5敗。1クール目、残すは早大戦と日体大戦。一つでも勝ち星を増やして1クール目を終えたい。