
追い上げ届かず拓大に敗北/関東大学1部リーグ戦
第1クォーターから拓大のペースだった。藤井(拓大)の3Pシュートで先制されると佐々木、長谷川(ともに拓大)がそれに続く。対する明大は相手ディフェンスに苦しみ中盤まで無得点。終盤に中東泰斗(文2=光泉)のシュートで盛り返すも9-19となってしまった。第2クォーターも序盤は目健人(政経3=京北)、中東らの得点で1点差に詰め寄る。しかし終盤に長谷川が連続で3Pシュートを入れ、結局点差を縮められなかった。
後半は一時追い上げるも逆転することはできなかった。第3クォーターは鈴木(拓大)のフリースロー、長谷川のシュートで始まった。しかし中盤以降、明大は着実に得点を重ね4点差に。さらに第4クォーター序盤に皆川徹(営2=京北)がバスケットカウントをもらいムードは最高潮に達した。一時点差が離されるも、森山翔太(営3=市立船橋)、中東、目が3Pシュートを決め再び接戦に持ち込む。しかし反撃はここまで。残り1分を切ったところで長谷川、藤井のレイアップが決まり62-73で敗れてしまった。
「向こうの方がゲームのつくり方がうまかった」(塚本ヘッドコーチ)と相手のペースにのまれてしまった。特に現在得点王の長谷川に28点、藤井に20点を許しディフェンスから流れをつくれなかった。しかし中東が20点を挙げた。日大戦でも19得点と好調だ。これには「今週の試合は、中東が良かった」と塚本ヘッドコーチも称賛。ただ負けっ放しではなく、収穫も得られた。来週の専大戦ではチーム全員で勝利をつかみ、再び勢いに乗りたい。
コーチ・選手のコメント
塚本ヘッドコーチ
「(試合を振り返って)点差が射程距離に入ってから、追い付くことができなかった。これは、向こうの方がゲームのつくり方がうまかったということ。今週の試合は、中東が良かったから勝ちたかった。(やりたいことをやらせてもらえなかったという感じがしましたが)やりたいことはそう簡単にできることではない。今日の試合は自滅という感じ。(今後に向けては)今日の試合では、第1クォーターでの安藤の試合運びが駄目だった。徹(皆川)も最後でゴール下のボールをこぼしてしまった。リーグ戦中に安藤と皆川がどう良くなるか。自分たちがどのレベルまで上げていくか。精神的に持てるかも成長させていきたい」
中東
「(今日の試合を振り返って)前半に追いかける展開になってしまった。言われていたリバウンドを取ることができなかったのも大きい。(ここ数試合好調に見えますが)調子は良かった。アウトサイドからシュートを打つことで、ディフェンスが出てくるようになって、抜きやすくなった。プレーに幅が広がってきている。(来週に向けて)インサイドで点を取れなかったので、インサイドでのプレーを増やしていきたい。先週は練習からあまり良くなかったので、練習からしっかりやっていきたい」
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