リーグ戦最終試合もしっかり勝利を飾る/関東学生秋季1部リーグ戦

2012.09.16
 激動の秋季リーグ最終戦を迎えた明大。相手は強豪専大であったが、最後はしっかりと白星をつかみリーグ戦を終えた。

 序盤からいいペースで試合が進んでいった。1番を任された桑田晋一郎(営3=野田学園)は安定した攻めを見せ、リーグ戦初勝利を挙げた。次を引き継いだ平野友樹(商2=野田学園)も完勝を収め、明大にいい流れをつくった。しかし3番で出場した根田雄一(営4=仙台育英)は専大のエース王凱に苦戦を強いられ、白星を逃す。次のダブルスでは神巧也(政経2=青森山田)のケガの影響もあってか早大戦と同様、横山輝(政経3=大阪桐蔭)・平野組が登場。息の合ったプレーでポイントを重ね、3-2のフルセットで下し王手をかける。詰めを任されたのは岡田峻(商2=愛工大名電)。2セット連続で奪取し勝利目前であったが、そこから一気に巻き返され逆転負けを喫した。後を任された松下海輝(商1=希望が丘)は安定した卓球で専大にスキを与えずストレート勝ち、チームに貢献した。

 「優勝はできなかったけど、このチームでの最後の試合だからみんなで勝って笑顔で終わろうと思っていた」と話す根田主将。勝ったうれしさ反面、どこかさみしい気持ちもある。しかし、主将としての責務をこれまでしっかりと果たしてきた。これからは個人の大会が多くなってくるが、その中でも残り少ない大学卓球生活を悔いなく送ってほしい。後半戦の明大卓球部に期待だ。