大差で流経大に勝利/関東大学女子3部リーグ戦
スターティングメンバーは工藤安沙子(国際4=東京成徳)、徳永早紀(理工4=湘南工科大附)、小島つばさ(国際3=東京成徳)、野路麻衣(理工3=金沢西)、伴真衣香(文1=東京成徳)。
第1クォーター。開始1分で小島の3Pシュートが決まる。伴もゴール下でシュートを決め、工藤もミドルシュートを放つ。続けて野路が3Pシュートを沈め、勢いに乗る明大。途中から入った内田はリバウンドシュートをさく裂させる。相手の得点もシュートブロックで抑え、26-9で第2クォーターへ。
一気に点差を開きたい第2クォーターだったが、これまでのようにはいかなかった。序盤は伴がゴール下に入り込み得点。途中交代の佐藤安澄(理工4=カリタス女子)もカットインからのレイアップシュートを決める。加藤葉月(営1=明大中野八王子)が3Pシュートを決めたところで43-19。相手はたまらずタイムアウトを取る。そこからは「集中力が切れてしまった」(徳永)と相手にパスカットされ、連続12得点を許してしまう。明大は43-31となんとかリードを保ったまま前半終了。
第3クォーターでは流れを引き戻すことに成功した。全員がオフェンスリバウンドに飛び込んだ。小島の速攻も決まり、野路は転びながらも体を張ってボールを追う。リングからこぼれるボールも内田が押し込み、次々と得点を重ねる。
65-46で迎えた第4クォーターはお互いにファウルが目立った。北浦彩加(国際1=大津)、伴と続けてゴール下でファウルをもらい、フリースローを沈める。その後、北浦がスティールからのワンマン速攻を決め、加藤の3Pシュートなどで点を稼いだ。最終的に明大は92-60と最後までリードを守り、勝利を収めた。
第2クォーターこそ追い付かれそうになったものの、明日の東海大戦を前に弾みとなる試合となった。昨年、東海大には19点差をつけられ敗北。それだけに選手たちの明日に懸ける思いは強い。2部昇格のためにも「負けられない」(工藤)。チーム全員が明日の東海大戦に全てをぶつける。
[竹田絵美]
選手のコメント
内田
「反省すべき点はたくさんあったけど全員で勝てた試合だったと思う。反省すべき点はカットインに対して3線がカバーに行かなきゃいけなかったのに、今日は2線が行ってしまったことと、アウトの徹底ができていなかった。明日の東海大と来週の青学大に対してボール運びと1対1と3線のカバー練習をずっとしてきた。人数が少ないから外から見ている人がいなくて盛り上がりに欠ける。でも一回一回の練習をしっかりできるし、食い違っていたらお互いに話せる。監督にも今日まではクリアで明日にぶつけろと言われたので、明日は出だしから頑張っていきたい」
工藤
「勝って良かった。今日はシュートが入らなかったり、相手に抜かれることもあったけどリバウンドと走ることでは勝っていた。出だしとプレッシャーとリバウンドを頑張ろうと決めていたけど、全員ができていたわけではなかった。そこが穴になってしまうので、明日はしっかり改善してみんなで力を合わせて頑張る。もう負けられない」
徳永
「今日は最初に離したのに、集中力が切れて追い付かれそうになってしまった。集中力を最後まで保てなかったのが今日の反省点。明日の東海大に勝てば2部昇格の可能性も上がる。リバウンドとか声出しとか今までやってきたことを全部出し切りたい」
北浦
「個人的にはディフェンスが全然駄目だった。声を出してもっとアピールしていかなきゃいけないと思う。リバウンドも頑張ろうと思っていたけどあんまりできていなかった。明日はコートの中でもみんなでコミュニケーションを取って声を出して臨みたい」
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