日大を圧倒し2連勝/関東大学1部リーグ戦
スターターは、安藤誓哉(情コミ2=明成)、目健人(政経3=京北)、中東泰斗(文2=光泉)、西川貴之(情コミ3=東海大附四)、伊澤実孝(政経1=愛産大工)。
第1クォーター、中東の外からのシュートで先制するも、その後は互いにシュートが単発となり得点が伸びない。終盤、得点の欲しいところで皆川徹(営2=京北)から安藤が決め、12―9のロースコアで第1クォーターを終える。
後半も着々と加点する明大。第4クォーターには、スタメンを下げ、土井慧吾(政経2=日本学園)、田中成也(文3=高志)が中心となりゲームを展開する。第2クォーターからセーフティリードを守った明大は75―48の大勝で、リーグ戦成績を2勝3敗とした。
先週の大東大戦に続き勝利を収めた明大。この2連勝の要因には、オフェンスだけでなく、ディフェンス面での成長が見られる。特にこの試合では、目が日大のポイントゲッター・浜田を9点に抑えた。平均で19点を取っている浜田(日大)を抑えたのは大きい。目も「(今日のディフェンスについて)自信にしていいと言われたのはうれしい」と笑みを浮かべた。開幕からの5試合、60点台以下に抑えている明大のディフェンスには安定感が漂っている。今後の明大の試合の中で、ディフェンスは注目すべきポイントだろう。
明大は2、3年生が主体の若いチームである。それだけに明日の試合で勝利を収め、3勝3敗のタイに戻せるかがチームの士気に大きく影響しそうだ。
コーチ・選手のコメント
塚本ヘッドコーチ
「今日の試合は今までを含め、どれだけディフェンスができるかという確認という試合になった。若いチームなだけに、どうしたら勝てるかを分からせるのが今の目標だから、2勝したけれど、まだ分かってはいない。(皆川をスタメンから外しましたが)少し意識が低いので外した。徹(皆川)がいるかいないかはでかい。それを感じさせたかった。(今日良かった選手は誰がいますか)泰斗(中東)が良かった。誓哉(安藤)も言い出せばいろいろあるが、一生懸命やってくれた。その中でも健人(目)のディフェンスはよくやってくれた。相手のエースをマークして9点に抑えたのは大きい」
目
「(塚本さんからディフェンスについて話が出ていましたが)先週から、自分が浜田(日大)を抑えることになっていた。どこまでならファールにならないかを考えながら今日の試合ではマッチアップすることができた。今日は自分が良かったからではなく、スタートからG(ガード)がプレッシャーをかけてスティールを取れたことが良かった。(連勝ですが)連勝したけど気は抜けない。昨年みたいな試合はしたくないから、明日の試合を大事にしたい」
伊澤
「(最近調子がいいように見えますが)ボールを持ったら積極的にいこうという気持ちでやっている。マークマンからは逃げたくないから、その中でどうやっていくかというのが、しっかりできている。(リーグ戦には慣れましたか)慣れたとかそういう意識はあまりしていない」
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