聖心女大に100点ゲーム/関東大学女子3部リーグ戦
スターティングメンバーは工藤安沙子(国際4=東京成徳)、徳永早紀(理工4=湘南工科大附)、小島つばさ(国際3=東京成徳)、野路麻衣(理工3=金沢西)、伴真衣香(文1=東京成徳)。
課題であった出だしで流れをつくった。試合開始直後、伴が先制点を挙げ、続いて小島、徳永も連続シュートを決める。開始2分まで6-0と相手を無得点に抑え、明大はペースを崩すことなく攻め続ける。さらに徳永の連続シュートでチームは勢いを増していく。
第2クォーターも勢いそのままに試合を展開する。オフェンスでは伴、北浦彩加(国際1=大津)、加藤葉月(営1=明大中野八王子)の1年生勢が積極的にシュートを決め大活躍。小島もスピードを武器にレイアップで得点を重ねる。ケガで休養していた千葉美知瑠(文2=東京成徳)も復帰戦としてコートに登場し点を稼いだ。
65-31と大量リードで迎えた第3クォーター。「後半は疲れが出てしまった」(野路)と、相手に20点台の得点を許してしまう。しかしベンチが声を出してチームを盛り上げ、途中交代で入った佐藤安澄(理工4=カリタス女子)もチームを引っ張る。そしてここでも下級生の活躍が目立った。北浦が相手のディフェンスを交わしてシュートを放つと、加藤も3Pシュートを決める。千葉も加藤のこぼれ球をリングに押し込み96-52とリードを保ったまま最終クォーターへ。
第4クォーターではコートにいる全員がリングを揺らした。ディフェンスでもパスカットを連発し得点につなげるなど、最後まで全員がコートを走り抜き131-65とダブルスコアの勝利となった。
課題であった出だしの部分でペースをつかめた明大。チームのほぼ全員がコートに立ったことも大きな収穫となった。明日の立正大戦も全員で2つ目の勝利をつかみにいく。
[竹田絵美]
選手のコメント
佐藤
「今日は控えのメンバーがどれだけ頑張れるかだった。格下の相手だったので100点は絶対の試合で、勝てはしたけど55点も取られてしまった。でもスタートは良かった。控えのメンバーは緊張してバタバタしてしまった。監督にも気持ちが入るのが遅いと言われるので、誰が出ても良い状況をつくれるようにしたい。明日は一緒に合宿をしたこともある相手なので明大のことを知ってるし研究もしてくると思うけど、全員で明大らしいプレーを出していきたい」
千葉
「チーム全体としては出だしが良くて、格下相手だったので最初から離すことができた。ただ、同じ相手に点数を取られ過ぎてしまった。そこを抑えないと同じ強さの相手だったら勝負に関わってくると思う。今日が復帰戦だったので自分がやらなきゃいけないことをやった。でも最初に頑張り過ぎて疲れてしまった。ディフェンスはみんなに波があるけど気持ちでできることだと思うのでもっと頑張らなきゃいけない」
徳永
「いつもよりは出だしが良くて速攻もたくさん出てたと思う。今日はリバウンドのボールが飛んだのでルーズボールは絶対に追いかけようと意識した。明日は積極的に攻めることとリバウンドはアウトして自分が全部取るつもりでやりたい」
工藤
「初戦は負けたから今週の練習でみんなぴりぴりしていて雰囲気が悪かったけど、今日勝てて良かった。全員試合に出れたことも良かった。何をすれば勝てるのかをみんなが同じように意識できたのが勝因だと思う。明日も同じように全員が出られるような試合にしたい」
北浦
「スクリーンアウトの徹底ができていなかった。次はやられないように頑張りたい。オフェンスリバウンドに飛び込む気持ちを大事にして、今日の流れを明日の勝利につなげていきたい」
加藤
「シュートが2本目で決まっていたので、1本目で決めたかった。もう少しボールのキープ力をつけなきゃいけないとも思った。ディフェンスでは相手の得点源を抑えられなかったのが反省。試合中は視野を広く持てるように、コートをずっと動き回れるように、集中力を途切れさせないようにっていうことを意識した。明日は自分はスタメンじゃなく途中からなので、どうして自分が交代したかっていうのを考えながら流れを変えられるようにプレーしていきたい」
野路
「前回は出だしが悪かったけど、今日は明大の流れに乗れて100点ゲームもできたし、みんなが試合に出られたし雰囲気は良かったと思う。後半は疲れてしまって中でプレーしてる人は声が出てなかった。疲れてる時こそ声を出して頑張らなきゃいけない。私はいつも自分が点数を取れなくても自分のマークマンに点を取られなかったらいいと思って臨んでるけど、今日は自分の相手に点を取られてしまった。この悔しさをバネにしてもっとディフェンスを頑張れたらと思う。明日も出だしからしっかり明大の流れをつくっていきたい」
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