インカレ直前特集(11)4年生紹介2

2012.09.05
 第11回は元井健吾(法4=春日部共栄)と作道舞(情コミ4=藤村女子)の2人を紹介します。

――前期を振り返って
元井
 今のところ反省点は見つかりません。力は出し切ってきました。インカレに向けていい前期だったと思います。
作道 本来の自分の力は出し切れなかったと思います。緊張してしまって体が動かないということが多かったです。もっとリラックスして試合に臨めるようにしたいですね。

――後期の課題は
元井
 インカレに向けて一日一日をしっかり調整していくだけです。ここまできたらやるだけ。
作道 もともと体が弱い体質なので、疲れが溜まらないように睡眠はしっかり取りたいと思っています。食事面でも好き嫌いが多いので何でも食べるようにしたいです。特にフルーツはたくさん取りたいです。

――昨年のチームと比べて変化は
元井
 昨年よりも4年生の勢いは感じます。実力のある1年生の加入も上級生にはいい刺激になっていると思います。チーム全体も勢いに乗れれば怖いものはないです。
作道 個人的に女子選手(関根理沙・営1=神奈川総合、住吉茉莉・情コミ1=成田)が2人入ってきてくれたので良かったです。女子が全員で3人と少ないチームですので、心強いです。

――最上級生になり意識の変化は
元井
 自分は言葉で語るより、背中で語る先輩を目指してきました。練習や私生活で後輩に示しをつけようという気持ちになりましたね。
作道 とにかく1年生の女子が強いので、先輩として負けたくないという気持ちはあります。種目は違いますが、努力で負けてはいられません。

――今回のインカレが最後となりますが気持ちの変化は
元井
 この試合が終わったら引退ですが、まだ実感は沸かないです。最後の最後に悔いが残るようなことは絶対にしたくないです。勝って終わりたいと思います。
作道 泣いても笑っても最後。悔いだけは残したくないです。そのためにも現状で満足してはいけないと思っています。

――明大の強みは
元井
 1年生から4年生までバランスが取れているとこだと思います。強力な1年生の存在はもちろん。今の4年生は2年生の時のインカレでは全国で一番得点を稼いだ世代です。その世代が最上級生になった今年、期待は大きいと思います。
作道 他にもチーム全体の仲がいいところも強みだと思います。単に仲良しこよしのチームではありません。全体的にメリハリがあるなと感じています。

――大学で印象に残っているレースは
元井
 2年生の時のインカレです。100mバタフライで先輩に勝って自信がつきました。メドレーリレーも同期で組むことができ、3位入賞できました。すごく思い出深い大会です。
作道 大学1年生のインカレです。当時の自己ベストを大幅更新でき、メダルを取ることができました。それと同じくらい2年の関カレ(関東インカレ)も思い出深いです。今は人数的にリレーは組めませんが、初めて女子リレーを組み、メドレーリレーで優勝することができました。楽しかったですね。

――4年間を振り返って
元井
 下級生の時は寮生活で仕事が多くてつらかったという思い出があります(笑)。
自分が入学した時はバタフライは穴の種目でした。この4年間自分が穴を埋め、層を厚くしてやろうという思いでやってきました。今は「バタフライは俺に任せろ」という気持ちです。
作道 1年生の時は結果を残せましたが、2年3年と全然駄目でした。プレッシャーもありましたが、ここまでやってきて良かったです。チームに女子は少ないですが、同期に恵まれたと思っています。

――インカレでの目標は
元井
 個人では決勝に残って上位入賞したいです。チームでは総合優勝です。
作道 自己ベストを更新してメダルを取りたいです。女子なので男子の総合優勝は関わってきませんが、少人数でも結果が残せるところを証明したいと思います。