冬に向けて課題見つかる/妙高サマージャンプ大会
台風の影響で中止になった昨年とは異なり、今年は晴天に恵まれた妙高サマージャンプ大会。葛西紀明選手(土屋ホーム)や伊藤大貴選手(雪印メグミルク)などトップレベルの選手も多く出場した。明大勢は高梨寛大(営2=北照)の17位が最高位と振るわなかった。
2本のジャンプの合計点で競われた。高梨は1本目86m、2本目90m。「全体的に見れば良かった」(高梨)と冬に向けて順調の様子だ。夏好調だった横川良太(政経3=白馬)は1本目79・5m、2本目78m。「うまく風がつかめなかった」と調子が良かっただけに悔いの残る結果となった。少年の部では入賞した実績を持つ渡部剛弘(政経1=猪苗代)、曽根原郷(政経1=新井)。成年の部では苦戦を強いられて結果を残すことはできなかった。
今大会では、ルールの変更により以前よりもぴったりとしたスーツを着用した。「新しいスーツに慣れようと思った」(高梨)と選手たちも新しいルールに慣れることを心掛けていた。スキー部の本番は冬。それに向けてそれぞれの課題がある。「本職はコンバインド。走力をつけたい」(柴草陽祐・政経2=飯山)、「インカレでは優勝を狙いたい」(高梨)、「6月から少しずつではあるが、良くなっている。自分のアベレージが出せるようなジャンプにこれから変える必要がある」、「冬まではまだ折り返し。陸トレをやって冬に備えたい」(横川)。これからの時間の使い方が冬へとつながる。インカレでは表彰台独占、明大飛行隊の復活を期待する。
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