インカレ直前特集(10)4年生紹介1

2012.09.03
 第10回は大和田卓爾(政経4=稲毛)と金子貴宏(理工4=春日部共栄)の2人を紹介します。

――前期を振り返って
大和田
 まだ自分の泳ぎが分かってなかったのに、タイムばかりを追って、練習がうまくいかなかったことです。今はもう(泳ぎが)分かっていて、克服できています。
金子 選考会は調子が良かったのですが、緊張してうまく泳げませんでした。メンタル面での弱さが出てしまいました。準決勝で終わってしまったので今までで一番悔しさの残るレースでした。六大学での総合優勝はインカレに向けていいスタートとなったと思います。

――昨年のチームと比べて変わったところは
大和田
 4年生になったからというのもあるかもしれないですけど、アットホームな感じです。
金子 一人一人の個性がすごく強いチームだと思います。勢いに乗れれば強いチームです。でも、つまずいたらとことんつまずきそうな感じです。最初の勢い次第でチームの流れが変わるというのは、良いところでもあり悪いところでもありますね。

――上級生としての意識は
大和田
 言葉じゃなくて、行動で示すことを意識しています。(具体的には)練習の取り組み方や、大会での過ごし方、レースでの態度です。
金子 最上級生としてチームの流れを背負っているという感覚はあります。チームをどのように勢いづけ、盛り上げるかは4年生の自分たちに大きく影響していると思っています。

――最近の調子は
大和田
 良いです。クラブの合宿で調子良く、しっかり練習を消化できたと思います。
金子 合宿の疲れが溜まっていて体が重かったです。でも今はインカレも近いので練習量が落ちてきて、自分の泳ぎに集中する余裕が出てきました。タイムも泳ぎも良くなってきていると思います。

――インカレでの目標は
大和田
 100m、200mの平泳ぎで優勝することです。
金子 ベストタイムで平泳ぎ2冠です。去年はロンドン五輪でメダルをとった立石さん(立石諒=NECGSC玉川)がいましたが、今年はいない。自己ベストでは一番の記録を持っていると思います。選考会で悔しい思いをしたので、来年の世界選手権を視野に入れたレースをしたいと思います。

――4年間を振り返って
大和田
 学年を重ねるごとに、チームに貢献したいという思いが強くなりました。インカレは悔いが残らないような大会にしたいです。
金子 大学1年から4年にかけて少しずつ成績が上がってきています。昨年、おととしはインターナショナルも突破して、トップ選手との関わりも増えました。大学に入ってコーチが変わったりと環境の変化は大きかったですが、自分で考え、自分で行動するようになって成長できた部分は多いと思います。