インカレ直前特集(7)3年生紹介1

2012.09.03
 第7回は鮫島渓太(商3=武南)と設楽俊太(政経3=八王子)の2人を紹介します。

――前期を振り返って
鮫島
 チームとしては六大学で優勝できて良い流れだと思うんですけど、やっぱり1年生のレベルが高いので影響があります。個人としては6月から練習環境が変わって生田で練習するようになっていろいろ大変でしたけど、うまく乗り越えられてると思います。
設楽 チームとしては春の六大学で優勝できて勢いが良くて、個人としてもそれなりに良いタイムで泳ぐことができたので良い流れで始まったと思うんですけど、6月のJAPANOPENではタイムがあまり伸びなかったところが反省点です。

――前期で見つかった課題は
鮫島
 自己ベストが出なかったので、練習の成果が出ていないなという部分があります。インカレではその成果が出ればいいと思ってます。
設楽 泳ぎのバランスが崩れててうまく調整ができなくてタイムが出なかったところが課題です。インカレは上手く泳ぎのバランスを考えてイメージしながら泳いでいきたいです。

――合宿の感想
鮫島
 非常に良い環境で練習させていただいて、最終強化ということで自分自身も含めて全員が高いレベルの練習ができたと思います。
設楽 寮外生の方が何人か参加して、普段以上にお互いに競り合って切磋琢磨(せっさたくま)していい練習ができたと思います。

――合宿の中で一番の収穫は
鮫島
 実際に試合をやってみないと分からないと思いますが、良い練習ができたのでインカレではその成果が出ると思います。
設楽 レースを想定したレペテーションで、昨年とかおととしに比べてベストに近いタイムで泳ぐことができたので収穫はありました。

――今の調子は
鮫島
 今は絶好調である必要はないので、インカレでピークが来るように調整しているつもりです。
設楽 疲れはだんだん取れてきているので、あとは気持ちを高めてやっていくだけだと思ってます。

――チームの雰囲気は
鮫島
 僕はまだ6月からしかこっちで練習してないんですけど、自分が思ってた以上に団結してると思いました。六大学の優勝を経験したということで、勝利の味を知っているのでインカレ総合優勝に向けていい雰囲気です。
設楽 個人個人は調子が良いとか悪いとかあると思うんですけど、チーム自体はインカレ総合優勝に向けて一丸となってると思います。

――昨年のチームと違うところは
鮫島
 六大学の優勝を経験しているので、どういう展開になればチームとして良い戦いができるかとか、実際に体感して分かりました。インカレでも最初の種目からベストを出して勢い良くいかないといけないことをみんな分かってると思うので、それを六大学で体感できたことが大きいと思います。優勝の仕方を学べたことも大きいです。
設楽 昨年も総合優勝を目標にしていたんですけど、全員が全員本当に優勝できるのかっていう疑問もあったと思います。今年は六大学で優勝したことでこれなら俺らでもできるんじゃないかっていう自信を手に入れたことが大きいです。

――チーム内で意識してる選手は
鮫島
 200m個人メドレーで出場する伊与部さん(嵩・商4=湘南工科大附)です。間違いなく僕よりも速いタイムで泳ぐと思うので、練習場所とかは違いますけどインカレでは2人で決勝に残って一緒に戦うことを考えてます。
設楽 同期の中塚(健太・商3=諌早商)です。200m背泳ぎで一緒に出るので、練習も良い感じに競り合ったりしているので一緒に良いタイムが出せたらってことは意識してます。

――インカレで出場する種目は
鮫島
 200m個人メドレー、400m個人メドレー。
設楽 200m背泳ぎ、200m個人メドレー。

――インカレでの目標は
鮫島
 しばらく自己ベストが出ていなくて、自己ベストを出すことがチーム全員の最低限の目標だと思うのでそれをクリアするのは当然です。その中でより良い順位を取りたいんですけど、自分のレースに集中して良い記録を出さないと順位はついてこないと思うので自分のレースに集中したいと思います。
設楽 ベストを出すっていうよりも、理想のレースプランで泳いで少しでも点数を取れるように頑張りたいと思います。

――目標達成のために必要なことは
鮫島
 個人メドレーだと苦手種目を克服して得意種目を伸ばすしていくのが一番良いんですけど、自分の強みは真ん中の背泳ぎと平泳ぎなのでそこのラップなら誰にも負けないくらいの記録で泳ぎたいと考えています。
設楽 タイムとか接戦になって0.1秒の差で順位が変わってきてしまうので、後半により競り合えるように泳ぎを直していきたいと思います。

――特に重点を置いて取り組んでることは
鮫島
 今さら何をしたからと言って何かが大きく変わるわけではないと思うんですけど、インカレに向けて気持ちを高めていくだけだと思います。
設楽 効率の良い泳ぎができるように腹筋、背筋を中心的にやっているのでボディーバランスを意識しながらやってます。

――今年から新しく始めたことは
鮫島
 今年の6月から練習環境が変わったのでそれが新しいことだと思います。今までやったことがない練習とかもあるので、みんなから良い刺激をもらいながらやってます。
設楽 練習前の補強ですね。腹筋、背筋、側筋とか、時間があるときには腕立てとかもしてます。

――明治の強みは
鮫島
 1年生が短水路の日本新記録を出したりして強いのと、4年生も強いのでそこが強みです。実際2、3年生が弱い部分があるのでその強みに負けないくらいのものがもっと必要だと思います。
設楽 チームとしての団結力です。

――来年、最上級生になることについて意識していることは
鮫島
 今年のインカレで結果を出すことが最上級生になったときにためになると思うので、とにかく今はインカレに集中することだと思います。
設楽 結果を出さないと後輩もついてこないと思うので、結果を出してこの先輩についていきたいと思ってもらえるようにしていきたいです。

――水泳の魅力は
鮫島
 対戦型のスポーツではないし、ぶったり蹴ったりするスポーツではないので僕は好きです。ただ本当は相撲が一番好きなので、相撲の次に水泳が好きです(笑)。
設楽 一見、個人スポーツに見えますけどチーム内の雰囲気とか勢いによって自分の想像以上のタイムが出たり、チームとしての団結力がインカレでは大学の色として出るのでそこが面白いと思います。

――自分の推しポイントは
鮫島
 水泳で言ったら現段階ではそれがないので、インカレでは平泳ぎは誰にも負けないっていうことを意識していきたいと思います。あと、水泳選手の中では相撲に詳しい方だと思います(笑)。
設楽 背泳ぎのスタートの反応ですかね。水泳以外では…顔に似合わない体のキレですね(笑)。