インカレ直前特集(1)ルーキー紹介1
第1回は川島孝哉(商1=世田谷学園)と森谷駿(法1=名古屋高)の2人を紹介します。
――明治大学に入った理由は何ですか
川島 コーチが良いコーチだと聞いていました。スカウトをもらった学校の中で一番印象が良かったですね。実際に入ってみると、とにかく先輩たちとフレンドリーで、チームの雰囲気の良さが伝わってきました。普段は所属クラブの世田谷SSで練習しているのですが、何度かチーム練習に合流したときは、声出しなどで練習を盛り上げようとする余裕を感じました。
森谷 高校の先輩で同じ背泳ぎで入った人は明治に入ってレベルが上がって表彰台に上がっています。そのためコーチにも勧められました。コーチには寮生活を経験しておけば社会で役立つと言われました。寮に入ることで競技力だけでなく人間的にも成長できるならと思って決めました。
――水泳を始めたきっかけは何ですか
川島 両親がコーチだったので幼いころから水泳には近かったです。小4までは父親に教えてもらっていました。
森谷 姉が通っていて自分も気が付いたら4歳からやっていました。
――前期を振り返って
川島 昨秋に右の股関節をケガしてしまって、大学に入ってからもろくに練習はできていません。前期はリハビリに専念してきました。今はとにかく復活することが第一です。早く復活してチームに貢献したいです。
森谷 インカレには出ないので今シーズンは関東インカレで終わりでした。それまでは頑張って練習してもタイムが出なくて関カレでは自分を信じて泳いだらベストが出ました。ラスト15mを強化すればもっとタイムが出ると思いました。次につながるレースができて良かったです。背泳ぎは層が厚いのでレギュラーになれなかった悔しさをかみしめて頑張りたいです。
――憧れの選手はいますか
川島 そういうのは持たないようにしています。目標の選手を掲げたところでその選手に並んだときに自分が満足してしまうと思います。自分の目標は常に自己ベストですね。
森谷 4年生の伊与部さん(伊与部崇・商4=湘南工科大)です。日本のトップスイマーであるのにフレンドリーに接してくれます。人間的にも学べるところが多く、尊敬しています。
――今の調子はいかがですか
川島 ケガの影響でプル(手だけの練習)しか出来ていないので、調子どうこうは言えません。泳げる気はしているのですが、いざ泳ぐと痛みはあるといった状態です。でも、最近はインターハイなども見てとても刺激を受けました。やる気は出てきましたね。
森谷 オフでもレギュラーとの差が広がらないように6時からレギュラーよりもきつい練習をしています。
――自分の強みは何だと思いますか。
川島 伸びしろが多いことだと思います。自分はテクニックもスピードもまだまだ。ベストタイムを出すと止まる選手が結構いますが、自分にはそういうのはないです。そういう意味では、これからもっとタイムが出ると思っています。
――水泳の魅力は何だと思いますか。
森谷 タイムに限界がないところです。頑張れば頑張った分タイムは出ます。地方での試合が多いので全国に友達ができることです。
――大学4年間での目標を教えてください。
川島 長いスパンでの目標は考えてないです。1年1年しっかりやっていくだけですね。
森谷 高校の先輩は明治に入って表彰台に上がっているのでそれを受け継いで自分も表彰台に上がりたいです。あとは寮生活で人間的に成長できればいいですね。もちろんインカレで総合優勝もしたいです。
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