中村和、金田、深澤がKASFカップ出場果たす/関東学生個人選手権
男子は中村和が14位、金田が33位という成績を残し決勝トーナメントへの出場が決定した。中村和は「最初は思うようにいかなかった」と最初は点数が伸びなかったが「自分の中で改善策を見出してどんどん挽回できるようになりました」と徐々に点数を伸ばし決勝トーナメント進出を決めた。金田は「70mの調子が良くなかった」と手応えは良くなかったが中村和と同じく決勝トーナメントへ駒を進めた。上村圭祐(商3=明大中野)、井村祐太(政経3=町田)は決勝トーナメント進出はならなかった。
女子は深澤が22位に食い込み健闘、決勝トーナメントへ駒を進めた。短距離の調子はあまり良くなかったようだが、後半の長距離で持ち直した。松原由実(農4=都立国際)も初出場を果たしたが、結果については「悔いの残る大会。インドアでは結果を残したい」と、次なる目標を明確にしたようだ。中村彩(商2=越ヶ谷)も2年生ながらあと一歩の奮闘。この経験は来年のさらなる活躍につながるだろう。
男女ともに、本選は強豪ぞろいだ。明大勢にとっては肌で他大選手達の強さを感じる機会となった。ここでつかんだ感覚を大切に日々の練習に活かしていきたい。
☆試合後のコメント☆
金田
「長距離は90mは良かったのですが70mは射形が分からなくなってしまってそこから崩れてしまいました。短距離の50mは70mの悪い流れを引きずってしまいました」
井村
「長距離は前日の練習が良かったので感覚は良かったと思いますが最初は緊張して手が震えてうまく狙いが定まらなかったです。本選という高いレベルのところでは常に自分に厳しくして無駄な射をなくしたいです」
上村
「長距離は、シングルラウンドが初めてということで緊張していたのですが、逆に初めてということで伸び伸び打とうと思ったので結果的に緊張せずに打てました。短距離は、初めてのシングルラウンドということでいつもよりも時間が2倍かかるということで集中力が持続できなかったので次回は集中力を保ちたいです」
中村和
「長距離の90mは最初は思うようにいかなかったのですが、射っていくごとに自分の中で改善策を見出してどんどん挽回できるようになりました。それが70mにも結び付きました。自分の中で長距離はいい結果を残せたと思います。短距離はミスが多かったです。もっと攻めの射ちができれば良かったと思います」
松原
「前半の長距離の調子が良くなかったです。けれども自分としては精一杯やったつもりです。最近、射型を直して、馴染まないまま本番を迎えました。短距離は、意識し過ぎて逆に的に当たらなくなってしまいました。でも本番の雰囲気を楽しんでやろうという心持ちでやれたと思います。全体を振り返ると、悔いの残る試合でした。今回は本選にでたのが初めてで、他の部員よりも長くアーチェリーを続けられたことはうれしいが、出られたのにも関わらずいい結果を残せなくて悔しい気持ちもあります」
深澤
「長距離は感覚が良くなくて練習通りに射てなかったので点数も低かったです。短距離は長距離での課題を意識しながら射ちました。点数はあまり良くなかったですが、前半の長距離に比べると良い点数でした」
中村彩
「午前中の長距離はミスが目立ったのと、短距離は点数がすごく悪かった。長距離の時点ではインカレも圏内だったのですが、それを短距離で台無しにしてしまいました。(今年も)インカレは出場できないと思います。国体の練習でロングばかり射ってたので、それもちょっと影響してしまったかもしれません。短距離もちゃんと点数出せないと選手としては駄目かなと思う。今日は全体的に悪かったので、特にこれ、というところはない。そこは練習量でカバーして何かをつかめればいい。明日からの合宿でそれを強化していきたいです。秋に試合が立て続けにあるので、悔しがっている暇はありません。それに向けて強化していきたいです」
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