
昨年に続き、佐藤が2位タイ入賞/日本女子学生選手権競技
出遅れが響いた。初日から2日続けてパープレー。アンダーパーで回る選手が多い中「最低でも最高でもパーという状況だった」というように我慢のゴルフが続いた。2日目を終え、首位とは6打差。厳しい状況ではあったが、逆転への望みを最終日へとつないだ。
最後まで諦めない姿勢を見せた。「3アンダー」を目標に臨んだ最終日。これまで2日間とは打って変わり、多くの選手がオーバーパーで回る中、佐藤は粘りのゴルフを続ける。前、後半ともにバーディーを一つずつ奪うも、ボギーも一つずつたたき、3日連続のパープレー。「パープレーで無難に行きたいという気持ちと、攻めたいという気持ちが整理できなかった」と、心の迷いがわずかな手元を狂わせた。だがそれでも順位は首位と4打差の2位タイ。「日に日にクラブの精度が上がってきた」と逆転優勝へ最後まで食らい付いた。「昨年に続いて2位という結果は悔しいけれど、自信にもなるし、また自分を支えてくれた人に感謝したい。そして明大生として加藤(龍太郎・営1=作陽)と共に上位3位に入れたことはうれしい」。優勝には届かなかったが、2年連続の2位と実力の高さを証明した。
早くも先を見据えている。「今年こそは優勝を」という気持ちで臨んだ大会だけに、2位という結果にも満足はしていない。「もっと激しく突っ込んでいければいい結果が出たと思う。来年こそは1位を狙いたい」。学生最後の大会となる来年へ向け「三度目の正直」を誓った。
[桑原幹久]
選手コメント
佐藤
「3日間ともパープレーだったことは良かったと思います。初日、首位に5ストローク差をつけられてどうなるかと思いましたが、最低でも最高でもパーというゴルフで粘れることができたと思います。今日(最終日)は3アンダーを目標に臨みました。日に日にクラブの精度が上がってきたのでよくできたと思います。昨年に続いて2位という結果は悔しいけれど、自信にもなるし、また自分を支えてくれた人に感謝したいです。そして明大生として加藤(龍太郎・営1=作陽)と共に上位3位に入れたことはうれしいです。(2年連続で2位に終わってしまったのは)パープレーで無難に行きたいという気持ちと、攻めたいという気持ちが整理できなかったからだと思います。もっと激しく突っ込んでいければいい結果になったと思います。来年こそは1位を狙いたいと思います」
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