
全国で感じたもの/全国大学選抜大会
6月24日明治神宮で全国大学選抜大会が催された。文字通り全国の猛者たちが集う大会であり、選手たちもいつになく気合が入っていた。明大は沖天の勢いであったものの、男女団体ともに結果は芳しくはなかった。
【女子団体】
石神さおり(農1=岐阜総合学園)、垣田ゆき(政経2=秀岳館)、笹田愛莉(営3=富士宮東)という不動のラインナップで臨んだ。先日の全関東学生選手権では絶好調だった垣田が4本中1本と波に乗り切れず、チームとしても12本中7本であり、惜しくも決勝トーナメント進出には及ばなかった。竹尾和臣監督も試合後「女の子は調子の起伏が激しい、コンディションを整えるのが課題」と敗因を語った。
【男子団体】
五十嵐翔(農3=鶴岡中央)、佐藤宗(営2=江差)、柿崎雅哉(政経1=足利工大属)、佐々木将矢(理工4=西目)、長澤純主将(農4=松江東)と全関東学生選手権優勝メンバーの安藤を外し、ルーキーの柿崎を入れてきた。予選では五十嵐の弦が切れるというアクシデントが起こるものの、エースの佐藤などが4中を見せ、20射17中で予選を突破した。決勝トーナメント初戦は西の王者立命大との試合だった。お互いに8中で同中競射となり最後に長澤が抜いてしまい接戦をものにできなかった。試合後監督は「先週優勝したことで気持ちが切れていた。雰囲気にのまれない精神力がうちには足りなかった。安藤をメンバーから外したのも痛かった」と敗因を語る表情にいつもの笑顔はなかった。
先日の全関東学生選手権で男女ともに好成績を残したが、やはり全国となると話は別だ。ただ転んでもただでは起きないだろう、次の夏の大会に向け選手たちは既に始動している。
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