
青学大に敗れ、4年ぶりベスト4ならず/関東大学新人戦
第1クォーターから青学大のペースだった。序盤こそリードするも、野本(青学大)が中東泰斗(文2=光泉)をファウルトラブルに陥れ、フリースローで得点を重ねていく。明大は攻撃の要である中東が3回ファウルを取られ、なかなか反撃に出られなかった。
第2クォーターも流れは変わらず。船生(青学大)や野本を中心に次々とシュートを決められてしまう。終盤に連続でスティールを決めるも、明大ペースにはならず。さらに残り約1分のところで6点を許し、苦しい展開となった。
しかし迎えた第3クォーター、それまで青学大ペースだった試合が一変した。皆川徹(営2=京北)、佐藤紘之(理工2=幕張総合)の連続シュートで先陣を切ると、7分半に中東がスティールからのダンクシュート。この好プレーで流れは明大に傾いた。中盤に水口雅也(法2=福大附大濠)、さらに皆川のシュートで点差は1点に。その後一時失点するも、終盤に一挙6点を挙げ55-57と逆転勝利への可能性を残し、最終クォーターへ。
しかし高橋(青学大)、笠井(青学大)にターンオーバーを許し、再び点差が開いてしまう。水口や安藤がシュートを試みるも、リングにことごとく嫌われてしまう。最後に皆川がダンクシュートを見せるが及ばず。第4クォーターは6点しか入らず61-78で敗北してしまった。
2年生は昨年からリーグ戦に出場している選手が多く、4年ぶりのベスト4入り、さらに優勝への期待も高かった。それだけにヤマ場であった今試合の敗北は、悔やまれる結果となった。16日から順位決定戦に出場する。昨年は4回戦での敗北から1勝することができず、8位に終わった。今年は有終の美を飾り、リーグ戦に向けて弾みをつけたいところだ。
塚本ヘッドコーチ
「相手の方がトライしてきたのが第1クォーターの結果です。フリースローの数にも差が出ました。(今日の試合は)アグレッシブにできなかったです。去年はこのまま負けたが、残りの試合をどうするかですね」
安藤
「第4クォーターはふがいなかったです。(その要因は)気持ちの問題です。もっとコートを外から見る目が足りなかったんだと思います。(第3クォーターの追い上げについて)ハーフタイムの時に、塚本さんからもっとぶつかっていけと言われてそうしたら(1点差に)追い付きました」
水口
「1点差に追い付いた時に我慢できなかったです。最後は相手との体力の差や当たり合いに負けました。第1クォーターから向こうのバスケにやられてしまいました」
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